【ふるよにデッキ辞書16-21】鏡剣(ヤツハ・カムヰ)

※この記事は「ふるよにデッキ辞書」の16-21「鏡剣(ヤツハ・カムヰ)」のページです。
※この記事はシーズン7-2の時点で書いたものになります。(2022.9.3に修正版をアップ)




について

良い点

①間合3での火力が非常に高い
高ダメージの攻撃が多く、それらが間合3で固まっているためまとめて攻撃を振ることで高火力を出せる。

②短期決戦向きの2柱であるため相性がよい
高火力かつタイムリミットがあるカムヰと、デメリットゆえに爪咢を振れる回数が限られておりどちらかというと長期戦に向かないヤツハのペア。短期決戦で決めたい2柱なため相性が良い。
また、カムヰにない高火力切り札(六葉鏡の星の海)をヤツハが持っているのも強いポイント。


悪い点

①徹底したクリンチに対してや少し戦いづらい
傘や鎚対面など、間合0に潜り込む手段を持つメガミを相手にする際、棘縫いや幻影歩法を適切に採用しないと間合3に戻りづらく戦いにくい。

②カムヰのハーフミラーマッチの場合工夫が必要
鏡剣vs剣Xの対面だと、鏡剣側に紅刃に対処できるステップ対応がないため、その強みを活かしづらい。そのためデッキ構築に工夫が必要になる。


特徴

三拾一捨で返されにくい
三拾一捨で鏡剣Xを組むと、鏡剣がとても強いためXをBANされづらい。
裏を返せば、鏡Xか剣Xが返ってきやすいため、それに絞って重点的に練習できる、ということもある。

プレイングがシンプル
基本的に手札に攻撃札を抱えて間合3−4でまとめて振るだけでダメージを取れるため、プレイングに難しい点はあまりない。


におけるカード寸評


星の爪
→鏡映数が関係ないため咢よりも安定する3/2攻撃。剣の間合と噛み合うためその点で評価が高い。間合4でも振れるためレンジロックにも抗える打点となる。

昏い咢
→単間合の攻撃札。リーサル以外で3/1で振る場合、畏縮が重く割に合わないため、使うならば必ず3/2以上(1鏡映以上)で打ちたい。

鏡の悪魔
→向こう側構築では積極採用。オーラ5点剥ぎながらライフ1点を得るのはズル。向こう側展開中でないなら最低限ライフに通したい。




幻影歩法
→棘縫いと枠を食い合う1枚。他の組み合わせだともちろん汎用性は高いが、幻影歩法はダストに変化を及ぼさないため、鏡剣においては棘縫いのほうがいいという有識者の見解がある。

意志
→初手宿しをした返しで「意志、相手フレアから相手オーラへ」って戻されるの地味にムカつきませんか。でも鏡剣では他の攻撃札を入れる方が強いと思う…。

契約
→向こう側とセットで相手フレアを2つ自オーラへパクる動きができる。通称「違法契約」。でもそれ単体では相手のライフに干渉できないため、鏡剣では他の強い攻撃札を入れるのが良いとされる。

寄花
→寄花をわらべ唄で即破棄して相手のオーラを2つ吸引することが可能。だけど血飛沫わらべ唄のほうが2/2を2発打てて強いとされそう。




双葉鏡の祟り神
→非常に安定する†聖なるバリアー†。多くの対面では鏡剣のほうが火力が高いため、リードを許すことが少なく反射の効果は使えないタイミングもあるが、末尾の「対応した切札でない《攻撃》を打ち消す。」だけでも価値が大きい。

四葉鏡のわらべ唄
→2フレアという低コストで血飛沫とのコンボで2/2を2発飛ばせる。相手の付与を強制破棄させて借りるというだけでなく、わらべ唄を攻撃的に使える択がとれるの強い。

六葉鏡の星の海
→カムヰが欲する高火力切札攻撃。最大で3鏡映6/4対応不可(通常札)になる攻撃を5フレアで打てるのは、11フレアを要する暁くんの上位互換と言っていいのかもしれない。

八葉鏡の向こう側
→向こう側構築もなくはないとは思う、けど、そうすると鏡の悪魔や契約も入れたくなり、ヤツハ軸になるためカムヰのカードを入れれなくなって打点が不足しそう。




紅刃
→相手がこのカード(単間合4/2)に対処できるか否か(ステップ対応を持つかどうか)で採用するかどうかは変わってくる。もちろん入れたいが、採用するなら禁忌上昇4/2を打つかは場面や相手のハンドなどの状況を見てしっかり選んでいきたい。

散華刃
→強化版斬。禁忌ゲージに余裕があって相手オーラ4以下ならば積極的に禁忌上昇して振りたいところ。

四剣乱刃
→全力化で打つならステップに対処できるよう間合3がよい。ライラの円環には注意。2-4 2/1として使うのでも決して弱くない。採用したいカード。

斬り払い
→斬り払いが選択肢に存在する(一時期は禁止カードだった)ことで、相手の大型切札採用をためらわせたり、構築を歪ませることが可能。ただし切札を打ち消すとゲージが4上がるため、禁忌負けには気をつけよう




棘縫い
→幻影歩法に対し、間合やダストに変化を及ぼせるのが良い点。また間合5以遠で自オーラ5でも2前進できるのも良い。さらに爪や咢を4/2や4/Xで振れるようになるため、一枚でライフ2点を取れるようになるのも素晴らしい。

血晶乱流
→序盤の動きに迷わない安定したカードなのだけれど、使うと早々にライフ鏡映が崩れるため、昏い咢とセットでは入りにくい。

血飛沫
→わらべ唄とセットで同一ターンに2/2を連発できる。不可避や展開中効果により纏いを阻害できるため、単体でも充分に仕事をする。積極採用してもよいと思われる。



灯・暁
→Twitterのタイムラインで鏡剣の知見を貰っていたが、フォロワーからは灯・暁について1ミリも言及されなかった。悲しいね。まあ5フレアで最大で3鏡映6/4超克飛ばせる星の海には勝ちようがなさそう。遠距離レンジロックを明確にやってきそうな相手にはワンチャン考えることもあるってホンマか??




→なんだかんだで3フレアで3/3を飛ばせるので強い。打つならきちんとライフに通していきたい。リーサルで使えないため、もちろん序盤中盤に開ける必要がある。血飛沫展開中に阡をすると自らダメージを受けて隙が割れるため、気をつけたい。また、ヤツハの対応「双葉鏡の祟り神」で反射打ち消しされると、3/3を飛ばされる上に2ターン勝てなくなるだけのカードになるため、ヤツハ対面では採用は見送るべき。

→相手の連撃が許せない対面(サイネ、サリヤ、ヤツハ辺り)のときに採用する。禁忌ゲージが5から7へ、11から13へ上がるように2上昇すると即再起しない点に注意。

→メタカード。ライフを1得るのも大きいが、クルルのどれーんでびるやハツミのミオビキ航路を止めれるのが強い。


の構築例 近距離ビートダウン


星の爪、昏い咢、紅刃、散華刃、四剣乱刃、棘縫い、血飛沫
双葉鏡の祟り神、四葉鏡のわらべ唄、六葉鏡の星の海


簡易トリセツ

間合3で戦う赤札ビート構築。
寸評に記載の理由から幻影歩法ではなく棘縫いを採用している。
血飛沫を打ってからわらべ唄で再度展開時効果を使える。
禁忌は2上昇するが、同じだけ上がる阡よりもダメージ面ではもちろんあらゆる面でコスパがよい。

リーサルに絡めた動きとして、血飛沫✕2+攻撃札✕3+星の海、というものがある。

■スペシャルサンクス/参考ブログリンク

この記事を書くに当たって、ほYとさんから鏡剣に関する知見の個別レクチャーをいただきました。ありがとうございます。


このブログでは「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から画像をお借りしています。
URL:https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html

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