【ふるよにデッキ辞書3-6】銃傘(ヒミカ・ユキヒ)
※この記事は「ふるよにデッキ辞書」の3-6「銃傘(ヒミカ・ユキヒ)」のページです。
※この記事はシーズン7-2の時点で書いたものになります。(2022.6.23にアップ)
■銃傘の強み
中遠距離の連撃で相手のライフ削る力があり、連火「バックドラフト」で相方の攻撃を強化できる銃と、傘の開閉により得意間合を切り替えて、中距離でも0-2間合でも戦える傘の組み合わせ。
お互いに間合0で打てる強力な切札攻撃(「クリムゾンゼロ」「ゆらりび」)を持ち、その2枚を同時に採用して強力なデッキを組める。
また、傘を閉じている時は傘の攻撃を間合5-6帯で振ることができ、銃の攻撃間合との噛み合いが非常によい。
相手の二柱の組み合わせや、相手の後ろステップの有無に合わせて眼前構築段階で戦術を変えられるだけの構築の幅がある。
傘を切り替えるタイミングもそう難しくない構築が多いため、傘初心者にもおすすめできる。
■銃傘の弱点、注意点
練度の話になるが、傘の開閉に慣れていないうちは終了フェイズに開閉を忘れてしまうことがあり、そのままターンを返すと戦況に大きく影響するので注意。
また、傘の状態によって得意間合が違うので、傘の状態と間合によっては何もできないこともある。
弱点というほどではないが、間合3で返されると「ふりまわし/つきさし」が当たらないため、他の間合に比べるとやや弱い。
「ひきあし/もぐりこみ」は、傘の状態によって矢印の向きがわかるので、適切にケアされやすい。
■銃傘にできること(可能な構築、小技、コンボ、シナジー等)
・「クリムゾンゼロ」「ゆらりび」を両採用した強いデッキを組める。(ただし後ろステップ持ちや切札を打ち消せるカードを持つメガミなど、一部効かない相手もいる)
・中距離ビートダウン
・中遠距離レンジロック
・どろりうらを採用して中距離連火ビートダウン
・連火「バックドラフト」で傘の攻撃を強化できる
→(傘閉じ)しこみばり4/2、しこみび2/2、ふりはらい2/2、はらりゆき4/2、ゆらりび1/1
→(傘開き)ふくみばり2/3、ねこだまし2/2、たぐりよせ2/2、はらりゆき1/1、ゆらりび5/6
・「たぐりよせ」から間合0に潜る→対応不可「クリムゾンゼロ」2/2両ダメージ→連火「バックドラフト」→ゆらりび5/6を当てる動きが非常に強力で、ライフ7~8点を確定で取れる。
・「ふりはらい」で攻撃しながらで後ろに退がり、銃の連火に繋げられる
・「どろりうら」展開中に傘閉じ「しこみび」を打ち、傘を開きつつ手札に戻してそのまま「ねこだまし」を打てて、1枚で2回カード使用の攻撃ができ、連火を達成できる
■銃傘の構築例①CZバクドラゆらりび
シュート、フルバースト、バックドラフト、しこみばり/ふくみばり、ふりはらい/たぐりよせ、つきさし、えんむすび
クリムゾンゼロ、ゆらりび、くるりみ
・CZ=CrimsonZeroで、クリムゾンゼロのこと。
・フレア10で確定8点リーサルコンボが可能なデッキ。
傘を開いた状態で間合2から、たぐりよせ1/1で間合からダスト2移動、間合0
↓
クリムゾンゼロ2/2両方ダメージ、相手オーラ3
↓
連火バクドラで畏縮をつけつつ、次の傘攻撃を+1/+1
↓
ゆらりび5/6
という流れで8点取れるのが非常に強力。
・必須手札は「たぐりよせ」1枚。バックドラフトは準必要手札で、バクドラがなくても7点取れるためリーサル性能としては十分である。フレア10さえ用意できれば狙えるタイミングは多い。
・ゆらりびを避けられる後ろステップ持ちや、切札攻撃を打ち消せるカードが相手のカードプールにある場合は、別のデッキを推奨する。
・序盤でフルバースト3/1両方ダメージを与えたあとは、余計なフレアを与えないように中盤は攻めずにリソースはフレアを溜めるために使用。(手札を1枚は抱えてターンを返すと、ひきもぐをケアさせることができてよい)
・ただし、知っている相手は間合を離してくるなどのケアを必ずしてくるので、それに対する適切な立ち回りが必要
・ぶっちゃけ、ひきもぐ、バックドラフト、フルバースト、CZ、ゆらりび以外は自由枠である。
■銃傘の構築例②中距離ビートダウン
シュート、ラピッドファイア、マグナムカノン、バックステップ、バックドラフト、しこみばり/ふくみばり、ふりはらい/たぐりよせ
レッドバレット、スカーレットイマジン、はらりゆき
・手札を溜めてから、間合5-6帯で連火を達成しつつ高火力ダメージを与える構築。
・基本的に傘の開閉は、はらりゆき再起のためのみ。はらりゆきを絡めた連撃のあとですぐに傘を開くとよい。見せていないカードがあれば、つきさしをケアさせられるため、間合2への前進をためらわせる効果もある。
・間合2−3で返された場合、バクステとふりはらいの2枚の離脱札を揃えたタイミングで連撃を仕掛けたい
■銃傘の構築例③中遠距離レンジロック
シュート、ラピッドファイア、バックステップ、しこみばり/ふくみばり、しこみび/ねこだまし、ふりはらい/たぐりよせ、ひきあし/もぐりこみ
レッドバレット、ヴァーミリオンフィールド、はらりゆき
・バックステップ、ふりはらい、ひきあし、VF(=ヴァーミリオンフィールド)という強力な後退札を4枚擁する。攻撃札を合計7枚採用していて火力も十分で、前でしか戦えない相手によく刺さる構築。
・はらりゆきを振ったあと、しこみびで傘を開き、終了フェイズでさらに傘を閉じることで、フレアがあればはらりゆきを毎ターン続けて使用することができる。
■銃傘の構築例④どろゆらスカイマワンショット
シュート、ラピッドファイア、バックステップ、バックドラフト、しこみばり/ふくみばり、ふりはらい/たぐりよせ、しこみび/ねこだまし、ふりはらい/たぐりよせ
スカーレットイマジン、ゆらりび、どろりうら
・銃傘で「なんだかどろりうらゆらりびが使いたいお気持ち!」という時におすすめの構築。
・どろりうら展開中は、「しこみび」0-2,5-6 1/1→しこみび回収、傘開き→「ねこだまし」0-2,5-6 1/1 という流れで、1枚で2回カードを使用した攻撃ができ、次にラピッドファイアを振るときには連火を達成できている。
・もちろんゆらりびは0,4-6 4/5として振れる。バックドラフトも載せやすいので、5/6として打てる。バックドラフトを事前に見せておいてフレア5を用意しておくことで、5/6ゆらりびをケアさせることができるので、他の1/1攻撃などはすべてライフに通る。
・9〜10フレア用意して手札にバックステップがある状態で「どろりうら」を貼り、次のターンに再構成からスカーレットイマジンを発動し、猛攻ワンショットに繋げる流れがおすすめ。
■銃傘の構築例⑤かさくる搭載クロックビートダウン
シュート、ラピッドファイア、バックステップ、しこみばり/ふくみばり、しこみび/ねこだまし、ふりはらい/たぐりよせ、かさまわし
レッドバレット、はらりゆき、くるりみ
・かさまわしとくるりみを採用。苛烈な連撃を持つ相手に対し、くるりみかさまわしで実質オーラ7を用意して受けることができる。
・主にしこみばり、はらりゆき、レッドバレットの3/1攻撃で点を取っていく形になる
・ふりはらいやしこみびで落とした相手のオーラを、傘開閉時にかさまわしで効率よく回収していく。
・かさまわし採用により、傘の開閉の難度はこの記事で紹介している5つの構築例の中ではいちばん高い。何も考えず毎回かさまわしのために開閉していると自分が動きづらくなることもよくある。自分の手持ちのカードや状況、必要性に応じて、傘を開閉しないほうがよい場合もあるため、傘の開閉はこの構築では特に熟慮したい。
・かさまわしには「(このカードは使用しても効果はない)」というテキストがあるが、効果はないものの”カード使用”として場に出すことで、連火を満たすパーツになることは知っておくとよい。
■スペシャルサンクス/参考ブログリンク
ユキヒの特徴とカード評価(公式攻略ページ)
自分用メモついでの簡易構築例(えるさん)
このブログでは「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から画像をお借りしています。
URL:https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html
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