【ふるよにデッキ辞書4-7】扇書(トコヨ・シンラ)

※この記事は「ふるよにデッキ辞書」の4-7「扇書(トコヨ・シンラ)」のページです。

※この記事はシーズン7-2の時点で書いたものになります。(2022.6.23にアップ)




■扇書の強み

強力な対応札と2枚の納2付与札を持ち、デッキ回復でライフ差をつけることができる扇と、相手の山札を焼いて再構成の回数でライフ差をつけることができ、「森羅判証」で付与札破棄時に確定ダメージを与えられる書の組み合わせ。

扇のカードプールに「森羅判証」と相性の良い付与カードが2枚(「風舞台」「晴舞台」)あるため、判証コンボが非常に強力。扇書の基本構築は判証となる。

また、自分の山札は「要返し」「千歳ノ鳥」で回復しながら、相手の山札は「立論」「詭弁」などで落とせるので、再構成のたびにライフ差が広がり、有利になる。

さらに、「引用」と「無窮ノ風」の両方の存在により、相手の動きを構築段階から歪ませることができる。特に引用はケアを強要するので、相手のプレイングや持ち越す手札を歪ませることができる。

加えて、単体では大型切札攻撃に弱い書を、扇の「久遠ノ花」でカバーできるため、弱点の補完性もある。



■扇書の弱点、注意点

「森羅判証」が強いので、相手は対策して速攻で倒せる構築をとってくることが多い。

「森羅判証」のフレアは6と重いため、使用できるフレアになる前に連撃で倒されてしまうこともままある。

判証軸の場合、ダストや手札を整えてから動かないと、「森羅判証」の破棄時効果で特殊敗北する場合があるので、リーサルを取れるかどうか緻密な計算をしてから動くことが必要。

判証軸の場合はダスト6〜8が必要なため(ライフ回復用2、納用4〜6)、ダスト枯らしに弱い。

判証デッキが機能するかどうかの見極めが大切。眼前構築の難度はやや高めで玄人向けの組み合わせといえる。


■扇書にできること(可能な構築、小技、コンボ、シナジー等)

・森羅判証コンボデッキ

・ビートコントロールデッキ

・「森羅判証」展開中に「風舞台」を展開し、破棄したら神算「皆式理解」で再利用が可能

・「反論」で山札を引かせ、「引用」で手札を確認してから攻撃札を使用or伏せさせつつ、「無窮ノ風」で行動札/付与札を狙って落とせる。使用済みにした攻撃札or落とした行動札/付与札は「完全論破」でそのまま封印できる。

・「要返し」「千歳ノ鳥」「壮語」で自分は山札を回復しながら、「立論」「反論」「詭弁」で相手の山札を減らして再構成を早めることができ、再構成の回数でライフ差をつけることが可能。

・間合3で「風舞台」展開から間合1に入り、次のターンに間合3に戻すことで「詭弁」3-8 -/1を当てることができる。

・「引用」を使用後、「要返し」で使った「引用」を山札の底に仕込むことで、1〜2ターン先の相手のしゃがみを抑制できる

・雅打ち、久遠ノ花、反論と、対応攻撃札が豊富で、さらにその3枚はそのまま防御にもなる。



■扇書の構築例①森羅判証コンボ


梳流し、雅打ち、風舞台、晴舞台、詭弁、引用、壮語

完全論破、皆式理解、森羅判証


・納2の付与カードを3枚と皆式理解を採用した、基本の扇書判証デッキ。

・煽動が入っておらず、途中で計略を変えられないので、詭弁で計略を変える際は神算で固定する。

・森羅判証に入る前に、詭弁や梳流し、晴舞台の-/1で2点をもぎ取る。あとは再構成で2~3点取り、相手フレア6以下になって自フレアも8溜まったら判証に向かう

・森羅判証にはダスト6〜8ある時に、再構成直後に付与札を手札にそろえたタイミングで入ること

・判証展開中に破棄された風舞台は皆式理解で再利用する

・引用で相手のカード使用できれば、そのまま完全論破できる

・間合3から風舞台晴舞台を両方展開し、次のターンに間合3に戻して晴舞台-/1と詭弁-/1を当てることが可能



■扇書の構築例②ビートコントロール



梳流し、雅打ち、晴舞台、立論、反論、詭弁、引用

久遠ノ花、千歳ノ鳥、無窮ノ風


・扇書の裏択。毒、鎌など判証の通りが悪い相手に採用を検討する。

・打点は細めなのでシビアなゲームになるが、「判証で来る」と思った相手の意表を突けることがある


■扇書の構築例③対・ビートダウン用デッキ



梳流し、雅打ち、晴舞台、立論、反論、引用、壮語

久遠ノ花、完全論破、森羅判証


・合計必要フレアは13と重ためだが、久遠判証で5点取れるデッキ

・風舞台と皆式理解を採用しないため判証での打点は2減って4点になるが、久遠を構えて相手の攻撃を止めることができるのがこのデッキの良さ

・梳流しを打つ際は他のカードを伏せて移動してでも集中力を守って、極力境地で振って、梳流しで3点取れるようにしたい

・梳流しを安定させるなら常世ノ月を入れて、完全論破を抜くのもアリ



■扇書の構築例④リシャリード構築


梳流し、要返し、立論、反論、詭弁、引用、論破

久遠ノ花、千歳ノ鳥、完全論破


・「リシャ」とは「リシャッフル」、すなわち再構成のこと。

・再構成で打点を与えるために要返し、千歳ノ鳥、立論、反論、詭弁、論破、完全論破の7枚を採用。9割がたオモチャデッキといえる。

・点をとれる周期は決まっていて、再構成だけで10点とれるはずがないので、梳流しは3回くらいはがんばって当てましょう。

・雅打ちを入れたい対面ならば、入れ替え候補は論破になる。



■スペシャルサンクス/参考ブログリンク

【トコヨ/シンラ】森羅判証コンボ(公式攻略ページ)

シンラの特徴とカード評価(公式攻略ページ)

「仲春の大決闘祭」に選出した扇書嵐について(キリカさん)

【ふるよに】書についての考察(あかさきさん)


このブログでは「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から画像をお借りしています。

 URL:https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html





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