【ふるよにデッキ辞書1-17】刀櫂(ユリナ・ハツミ)

※この記事は「ふるよにデッキ辞書」の1-15「刀櫂(ユリナ・ハツミ)」のページです。
※この記事はシーズン7-2の時点で書いたものになります。(2022.7.19にアップ)



■刀櫂について(強み、弱点、注意点、できること等)

近中距離で火力のあるユリナと、中距離帯で火力のあるハツミの組み合わせ。
優秀な攻撃札を多く持つ二柱で、重なる間合での素直なビートダウンが強い。

ハツミの話になるが、順風では水雷球が2/2、水流が3/2になる反面、逆風においては火力が落ちるため、相手に毎ターンの攻撃をさせない工夫(ミオビキ航路採用など)が必要になる。
また近距離でしゃがまれると逆風水雷球が打てないため後退力が不足し、中遠距離で継続的に攻撃されると火力不足に陥るところが弱点。



におけるカード寸評

※この項目では、組み合わせにおけるカードについての知見(2割)や雑感(8割)を一言ずつ書いていきます。組み合わせの知見をブレスト的に出す場になっています。



→ハツミと間合が噛み合う3/1。赤札構築中心なのでまず入るだろう

一閃
→斬よりも優先度が高いとされる2/2。決死3/2はリーサルを取る上で重要なパーツ。

柄打ち
→ハツミの間合から逃げて前に来る相手に対し刺さる1枚。決死柄打ちは順風水雷球に乗せて3/2にすると強い。

居合
→しゃがみながら打てる4/3、当たる相手には入れたい。相手の二柱が前寄りならば強酸よりはこちらか。




気迫
→順風水流に乗っけて3-5 3/2 対応不可(通常札)ってしたり、逆風強酸を4-6 3/1 ダストへってしたりと、有用性はいくつかありそう。でも気迫1枚入れるよりはそのぶんで攻撃札を入れるほうが基本的には強いのだ…

圧気
→順風のほうがいいハツミにとって逆風に導く圧気は相性が悪いのだ…

気炎万丈
→攻撃札が豊富なハツミとのペアなので、気炎櫂強化は推せる。





月影落
→イサナ海域やオヨギビ砲火と競合する。フレアが溜まるなら順風逆風に関係なく4/4を飛ばせる月影はもちろん強いし、順風イサナ海域は軽めの4フレアで3/3を飛ばせるのが強い。後ろの間合で戦いたいならオヨギビが入る。どういうゲームにしたいかによってどれを入れるかは変わってくる

浦波嵐
→貴重な軽減対応。「カラハリミオビキでメタりたい」という相手でなければよっぽど入るカード。

浮舟宿
→2フレア使って5纏いするよりも準備万端したほうが強い気はする…。そうでなくても刀櫂は他に採用したい切り札が多いと思う

天音揺波の底力
→もちろん強いカードだしライフに当たれば勝つ。けど、適切にオーラ5を確保してケアされるとリーサルが取れないことが多いなーというのが底力についての最近の感想。相手が上手いと勝ちきれなくなることもあるという印象。刀櫂で底力をうまく当てれる工夫もちょっと思いつかない…




水雷球
→順風逆風で効果が別になるの面白い。間合3から逆風水雷球で2つ下がって間合5にしてハツミの間合にアクセスし直せる。順風水雷球なら柄打ちのバフを乗せて3/2にするのも良いと思う

水流
→ハツミを相手取る場合は順風での全力化水流をケアして間合3以下にしたいところ。特に序盤の折衝では間合4−5で返さないよう努めたい。

強酸
→間合5−6と遠めで打ちづらいが、逆風においては相手フレアを作らせない強いカードになる。逆風水雷球→逆風強酸と繋げたり、オヨギビ砲火で前進を阻害するなどの補助と一緒に使いたいカード。




海嘯
→間合が限定される後ろステップ対応。相手の攻撃間合を考えて採用しないと腐りやすいので気をつけたい。劣化版「超反動」という意見を聞いたことがあるカードでもある。対応札だから言うほど劣化でないと思うのだけど、どうなのだろうか

準備万端
→逆風でうまく使えれば強いしゃがみ札。準備万端を抱えた状態で相手の攻撃をオーラ受けして、次のターンに纏い直しながら手札上限を3にするの強い。できれば再構成直後に準備万端をして、次のターンに手札は赤札5枚にしたいところ

羅針盤
→羅針盤展開により、月影を当てやすくなるのはひとつ有用性がある。ステップ回避も許さないし、間合5で打てば久遠や音無も止めることができる。底力の適正距離を伸ばせるのも良い。

波呼び
→逆風に導くカード。あまりに使わなさすぎて破棄時効果に攻撃がついてくるのを忘れていました…それくらい採用したことのないカードだなぁ…。




イサナ海域
→順風という条件付きにはなるけれど、4フレアで3-5 3/3って非常に強いですね。リーサルに充分な火力と思う。逆風イサナはフレア4で3/1と物足りなさはあるけれど、レンジロックとして使うならそれもとても強いと思う。月影との両採用はちょっと総フレアが大きくて難しそうだけれど、両方打てるようだったら相手のライフは簡単に溶けそう。

オヨギビ砲火
→中距離(間合4−6辺り)で戦いたい場合は確実に入れたい1枚。前で戦いたい相手からするとオヨギビの常時効果はかなり邪魔になる。フレア2で2/2というのは実質OMNIS-Blasterなのでダメージとしても強い。

カラハリ灯台
→「カラハリは適切に処理されるから弱い」って聞いたことあるけど、刺さる相手には刺さると思ってる(攻撃札を持たないクルルとか、「大嵐」持ちのライラAとか、終焉の影が蘇った後のウツロAとか、付与カードが戦術の要であるメグミとか)。刀櫂においては柄打ちが打てなくなるのがちょっと弱いかな。

ミオビキ航路
→ビート構築にはっきり刺さるカード。このカードの存在により相手に順風で返させることができるターンが多くなる。ミオビキを入れるならイサナ海域も入れたいかな。個人的な話になるが、逆風で使用済効果発動の際は「ミオビキチャレンジ!」って言ってる。


■刀櫂の構築例①順風ビートダウン



斬、一閃、柄打ち、居合、水雷球、水流、海嘯
浦波嵐、イサナ海域、ミオビキ航路


間合3-4を主戦場として戦う構築。

水流の間合4−5を避けて間合3で返してきた相手には居合が刺さるようになっている。

相手から攻撃を受けた次のターンではミオビキ航路の逆風効果でアドバンテージを取り、相手がミオビキを嫌がって順風で返してきた場合は順風水雷球2/2や順風水流3/2でダメージを与える。

決死に入る辺りで順風で返されたら、一閃3/2や順風水流3/2、イサナ海域3/3でライフへのダメージを通していく。

終盤に順風逆風関係なくダメージを安定させたい場合は、消費総フレアは3大きくなるがイサナ海域を月影落にしてもよい。



■刀櫂の構築例②中距離ビートダウン



斬、一閃、居合、水雷球、水流、強酸、羅針盤
月影落、オヨギビ砲火、カラハリ灯台

この構築の主戦場は間合4−5。逆風水雷球で下がりながら逆風強酸3/1ダストへ、を打ってアドバンテージを取っていく。強酸はオーラ3で受けられることもままあるが、そうした場合はオヨギビ2/2を当ててやる。

カラハリを開けてある状態でオヨギビを打って表にしておくと、2前進して間合3に入られてもオヨギビの即再起時に基本動作が湧いて離脱ができて間合4に戻すことができる。

羅針盤月影で3-5 4/4が打てるのも主張の一つ。他だと羅針盤展開中に居合を打つことで2/5 4/3となり間合3−4で打てれば避けられにくくなる。



■刀櫂の構築例③気炎櫂強化デッキ



斬、一閃、柄打ち、気炎万丈、水雷球、水流、強酸
浦波嵐、イサナ海域、オヨギビ砲火

気炎万丈で強化したハツミの攻撃で相手を沈める構築。通常札は気炎以外は攻撃札で固めているため、気炎展開中は必ず手札に攻撃札だけが揃うことになる。

気炎展開した次のターンはダメージを抑えるためによっぽど相手は攻撃してきて逆風になるため、ダメージはこんな感じになる。

逆風水雷球1/1、ダスト⇔間合:1
逆風水流3/2
逆風強酸4/2ダストへ
逆風イサナ海域4/2、ダスト→間合:2

気炎のバフを乗せるメインはオヨギビ放火で、この3/3をライフに通して勝てるよう動かしていきたい




■スペシャルサンクス/参考ブログリンク

ハツミの特徴とカード評価(公式攻略ページ)

このブログでは「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から画像をお借りしています。
URL:https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html

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