【ふるよにデッキ辞書4-5】扇忍(トコヨ・オボロ)

※この記事は「ふるよにデッキ辞書」の4-5「扇忍(トコヨ・オボロ)」のページです。
※この記事はシーズン7-2の時点で書いたものになります。(2022.7.19執筆開始)



■扇忍について(強み、弱点、注意点、できること等)

攻撃間合の噛み合いが良く、シナジーも多いペア。

多彩な対応手段があり、散発的で中途半端な攻撃に対しライフに通させない立ち回りができる。

境地キープのための基本動作の不足を設置準備で補える点が良い。


攻め筋は細い寄りであるため、リーサルラインは低い。

間合5以遠の中遠距離ロック戦術にも弱いため、そうしたマッチの場合はいくらかの対策が必要になる。


におけるカード寸評

※この項目では、組み合わせにおけるカードについての知見(2割)や雑感(8割)を一言ずつ書いていきます。組み合わせの知見をブレスト的に出す場になっています。




梳流し
→境地で打つことでデッキトップに戻せる-/1攻撃。相手オーラが5とかでもライフに通せるのは強くて安心できる。跳ね兎とセットで採用することで間合2からでもすぐにアクセスできて安定する

雅打ち
→ものすごく頼れる対応札。斬り払いくんも羨むほどのスタッツを誇る。2-4 2/1というだけで優秀なのに境地で打ち消しとかいう効果もついてきてすごいと思う。扇忍では間合も噛み合うし、入らないわけがないカード。というかどんな組み合わせでも梳流しは抜くことがあっても雅打ちは外せないんじゃないかなと思う。

跳ね兎
→ハガネやライラといったクリンチ系のメガミが相手のときには必須枠として入れたい。跳ね兎の採用により梳流しを安定して振れるのも良い。鳶影跳ね兎とかすると間合3より前の攻撃はだいたい避けれる。

詩舞
→オーラ増強にも後ろステップにもなる便利な対応札。フレアが増えて壬蔓無窮が壊れたときにフレアを無理やりオーラに送って減らす動きもできたりする。



要返し
→伏せ札を作りたいオボロにとっては要返しのこの効果はちょっと合わない寄りか。戦術的に早めの再構成(アグロ再構成)がアリな扇忍にとってはその点でも相性はよくない

風舞台
→遠距離ロックへの1つの回答。そうした相手の場合は間合6から風舞台で間合4に入って連撃、というのが攻め方の一つの形になると思う。また鳶影風舞台とかやると多くの攻撃を回避することができ強い。他だと先手で初手前進から風舞台を貼って間合7を踏み、壬蔓無窮晴舞台でどの道早期に開けることになる切札2枠を初動から活かせる動きができる。(ただし相手の開始フェイズが飛ばされることで、付与落ちの順番の選択権は相手にあるため、晴舞台はライフにはまず入らない)

晴舞台
→間合3−6で返せば晴舞台-/1が当たるし、それを嫌って間合2で返せば影菱が仕事をするという主張。無窮ノ風が再起するのも嬉しい。先手で初手晴舞台を展開し、次のターンに前進や風舞台で間合6を踏むことでライフ1点取ることができる動きがあるなど、風舞台と晴舞台との間での相互作用は多い。また晴舞台で集中力を獲得できるため、そのターンの集中力は纏いに回すことができ、オーラ受けした後のターンでの立て直しが安定する。





久遠ノ花
→1点取りながら切札を含めた攻撃を打ち消せる最強の対応札。1点でもリードを守って終盤に入れれば久遠で蓋できるのでとっても心強い。

千歳ノ鳥
→貴重な切札打点。千歳はどういった構築でも採用していきたいが、オーラでもいいから確実に当たる場面で打ちたい。千歳を振る前には必ず鋼糸を伏せて、攻撃後効果の無償再構成時に設置鋼糸を当てるところまでをセットでやりたい。

無窮ノ風
→壬蔓でフレアを供給しながら無窮をポコスカ打って両方再起させていく構築は楽しい。両方くるくる回るからそういう構築のことを「たこやき」って言うらしいですね。攻撃札以外をハンデスさせる効果も無論強い。前方確認してから梳流しや千歳鋼糸に繋げることができる。

常世ノ月
→集中力を破壊することで有利になるトコヨミラーやサリヤ対面で入れたいカード。基本の切り札は久遠千歳になるので、残り1枠を無窮か鳶影か常月で争うことになりそう



鋼糸
→3-4 2/2つよい。設置も強い。設置鋼糸当てつつトップ鋼糸できたらもう最高。千歳鋼糸2/2連打も強い。扇忍において納得の採用率100%。

影菱
→ハンデス札その2。晴舞台を避けた相手に刺さるのが扇忍のいいところ。もちろん設置鋼糸や熊介を嫌がる相手にも仕事をする。相手が間合2で返さざるをえない場合、手札を使い切ってきたりもするが、それはそれで次のターンを捌きやすくなるのでヨシ。鳶影影菱で相手ハンドのキーパーツを無理やり落としたうえで千歳などに繋げるのもとても強いムーブ。

斬撃乱舞
→一度しゃがみつつ3/2として打って見せておくことでその後の鋼糸ライフ受けを迫れるカードになる。ホントは影菱鋼糸をオーラ受けした相手に4/3として打ちたいものだけれど、上級者には通用しないのだ…



忍歩
→間合1に入るライラなどが相手の場合に採用したりする。設置忍歩から影菱に繋げられたり、間合3からでも設置忍歩から鋼糸、梳流しと繋げられるならそれは強い動きになる。


誘導
→詩舞の逆って覚えてます。1オーラをむりやり剥がして2/2攻撃連打に繋げられる。誘導で避けようとしても上級者はオーラ5にして誘導ケアしてきたりするからそれはあまり信用ならない。

分身の術
→効果は非常に面白いし鋼糸2発打てたらそこそこダメージ通りそうで強いのだけれど、扇忍では枠がない。

生体活性
→オーラから納めて前進ができるようになるため、レンジロック対策として積むことが多い。対応札で隙を守れた場合には千歳ノ鳥を戻せると最高。



熊介
→だいたいのふるよに初心者がオボロと対面するときに「ケアしなきゃ(使命感)」ってなって警戒するカード。ステップ対応や間合調整、打ち消しなどなど、ケアする手段はけっこう多く、当てるのが難しいためよほど入らない…

鳶影
→おしゃれな動きができる1枚。鳶影跳ね兎や鳶影風舞台といったステップ回避もできるし、鳶影影菱では確定ハンデスが可能でリーサルにおいて大きな仕事をする。

虚魚
→消費フレアを4から2くらいに下げてから来てくれ、話はそこからだ。

壬蔓
→壬蔓を入れる場合は無窮も入ってくるくる両再起するのがけっこう強い。その無窮と攻撃間合が噛み合うというのも高ポイント。


■扇忍の構築例①設置ビートコントロール



梳流し、雅打ち、詩舞、晴舞台、鋼糸、影菱、斬撃乱舞

久遠ノ花、千歳ノ鳥、無窮ノ風


トコヨの対応(雅詩舞久遠)を構えつつ、攻撃のコンボで効率よく点を取っていく構築。

斬撃乱舞を見せることで、設置鋼糸がライフに入りやすくなる。

千歳設置鋼糸や梳流しを振る前には必ず無窮で前方確認をしたい。

晴舞台を展開することで間合2に入らせて、設置影菱を当てていく立ち回りも可能。


■扇忍の構築例②みか無窮構築


梳流し、雅打ち、詩舞、鋼糸、影菱、誘導、生体活性

千歳ノ鳥、無窮ノ風、壬蔓


壬蔓で1フレアを供給しながら無窮を当てていき、オーラ2点を剥がしながら千歳や鋼糸の2/2攻撃をライフに通していく。

壬蔓と無窮を毎ターン両再起させつつ、雅打ち詩舞誘導で相手の攻撃を躱していく。

生体活性の隙を対応札で守れる立ち回りをして、千歳を再起させたいところ。

切札に久遠がないと不安な対面では、千歳を久遠にして、生体活性を斬撃乱舞に変更する。


■スペシャルサンクス/参考ブログリンク

この記事を書くに当たって、火力さんから扇忍に関する知見の個別レクチャーをいただきました。ありがとうございます。

【トコヨ/オボロ】設置コントロール(公式攻略ページ)

『想い一枚ここにあり』第9回:壬蔓(公式ブログ)

『想い一枚ここにあり』第21回:鳶影(公式ブログ)

『想い一枚ここにあり』第32回:無窮ノ風(公式ブログ)

電子版構築解説:トコヨオボロ扇忍(771さん)

クソ雑魚ミコトによる扇忍(戦)構築紹介(シーズン3)(あびすさん)

トコヨオボロ(扇忍)について (紹介)(とりすたんさん)


このブログでは「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から画像をお借りしています。
URL: https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html


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