【ふるよにデッキ辞書5-22】忍衣(オボロ・レンリ)
※この記事は「ふるよにデッキ辞書」の5-22「忍衣(オボロ・レンリ)」のページです。
※この記事はシーズン7-2の時点で書いたものになります。(2022.7.29にアップ)
■忍衣について
設置準備により基本動作での利得を稼げるオボロと、偽証により幅広い選択肢で相手を惑わすレンリのペア。
偽証が相手に反証されなかった場合、そのカードは伏せ札に送られるため、そのまま設置札として使えて無駄がなくその点では相性が良い。
反面、高火力な打点に欠けるので、攻めには工夫が必要である。
また、忍衣についてのテクニックとして、偽証「嘘突き」(嘘)で反証されなかった場合には表向きにしないほうがいい(そのまま伏せ札に送るべき)というものが挙げられる。理由としては、
(1)情報を開示しないで済む
(2)設置カードとして使えうる
(3)(熊介の圧を出せる)
というものがある。
■忍衣におけるカード寸評
鋼糸→レンリにとって喉から手が出るほど欲しい2/2打点。3-4 2/2に設置まで付いてる強いカード。必須枠。デッキ全体としてはオーラ打点が多いため、鋼糸は表で振ってライフに当てたいことが多い。
影菱→これも必須枠。忍衣の注意点として、「影菱で偽証してはいけない」(絶対に反証されない状況を除く)というものがある。反証された場合表向きになってしまい、設置としての役割を失うのだ。
斬撃乱舞→鋼糸や影菱がオーラに当たって4/3になれば当然強いのだけれど、全力振ってるよりも偽証嘘突きを毎ターンやっているほうが強いという見解。
忍歩→間合1に入られても影菱を必ず当てれる。間合0で返されても最低限離脱としての役割を得るため使えるカード。採用率高め。どうしても斬撃乱舞を入れたいなら忍歩と交換かな
誘導→間合から相オーラに1送る効果は劣化魚吊り。相オーラから相フレアに送るのもそれをするくらいなら偽証カード入れて本物で偽証したほうが強い。忍衣ではちょっと入らない寄りかな
分身の術→全力2/2や2/1を2発ってやるよりコンスタントに偽証したほうが強いのだ…。
生体活性→ルルララリは勝手に再起するので、戻したいカードがない。
熊介→壬蔓ルルララリが100%採用とすると、残り1枠としての採用率は0.1%。「絶対当たる」っていう相手にひょっとしたら積むかも的な感じ。それでもそういう相手にはしっかりケアされるから入らない寄り。
鳶影→おしゃれで良いカードなのだけれど、忍衣では打点不足に陥るので入らない。
虚魚→消費4でありながら一切の打点として計算できない。採用されないのは残当。
壬蔓→必須枠。打点のために必要。忍衣ではとにかく壬蔓再起を狙った立ち回りをして打点とルルララリのためのフレアを確保していく
嘘突き→必須枠。レンジロック対面でも入れたいカード。間合2に入ったら偽証嘘突きでクロックを刻んでいく。巡の最初のほうで本物として出して反証された場合は、そのまま壬蔓ルルララリにつなげて、再構成設置攻撃までして引き直しを狙っていい。
都度討ち→雲喰いと採用を迷うが、レンリ入門者は赤札が入っていたほうが取り回しがしやすいので都度討ちのほうがおすすめ。鋼糸と適正距離が噛み合うのもgood。間合2に着地したら都度討ちで偽証嘘突きというのもよくあるパターン。
玄塗り→入るカード。オリレテラレルで引っ張ってくるよりもデッキに入っていたほうが強い。2/1攻撃に対応できてライフダメージを軽減できると嬉しい。
煽り殺陣→反証の裏目になりうるカードとしてデザインされているっぽいけれど、その役割をしっかり果たせていない感のあるカード。畏縮札としてだけで運用するには枠を割けない感。
雲喰い→強いカードなのだけれど、初心者向きかと言われるとそうではないという感想。レンリを使いこなせるようステップアップしたいなら都度討ちと交換で入れてみよう。
魚吊り→前ステップ札。オリレテラレルを積むスペースがないし、手札にあったほうが運用しやすいのでデッキに入る。序盤に偽証「魚吊り」してくる相手はなれ果てのダストが欲しくてやっているらしい。
惹き騙り→レンジロック対面のメタカードという認識。このカード単体では相手を倒せないし相手の攻撃をいなすこともできないのでちょっと入らないか。
ルルララリ→貴重な打点のため入る。必須カード。反証失敗した際の裏目として大きく機能する。壬蔓とセットで何度でも使いたいカード。なお、ルルララリでお仕置きできない状態(フレアが用意できない状態)ならば、裏目を用意できずダメージにならないため本物で偽証するのは控えたほうが良い。
ラナラロミレリラ→壬蔓ルルララリのもう1枠としての採用率は0.9%。手札からの連撃に対する回答の一つなので、サイネやヒミカなどが相手のときに通りがいいと思う。
オリレテラレル→レンリの硬さを担うカードなのだけれど、忍衣では積む枠がない。
夜山恋離のなれの果て・刻まれし衣→99%はなれ果てが入る。最終的に巫女神楽になって打点として計算できるのが大きい。完全論破により相手の再構成要求ができるのも優秀。
■忍衣の構築例 設置偽証ビートダウン
鋼糸、影菱、忍歩、嘘突き、都度討ち、玄塗り、魚吊り
壬蔓、ルルララリ、夜山恋離のなれの果て
上記の寸評を元に組んだ構築例。
初巡では偽証「魚吊り」(本物)からダストを作りながら、壬蔓なれ果てと繋げていく。
偽証都度討ち(本物)で相手の反証傾向やレンリについてのリテラシーを探りながら間合を前に詰めていく。
鋼糸、忍歩で偽証しながら設置準備をしていく。偽証で嘘として使うカードは当然だが「現況で使わないカード」。そのターン中に使わず、次の相手ターンで抱えておく必要のないカードを使っていく。
壬蔓は打点確保とフレア供給のために、どんどん再起させられるようにフレアを使っていく。なれ果て、完全論破、ルルララリ、巫女神楽とフレアを使う機会は多く調整もきくので無理はないはず。
本物で偽証する際には、ルルララリを打てる状況を作っておいた上でやっていきたい。
■スペシャルサンクス/参考ブログリンク
この記事を書くに当たって、閑話休題さんから忍衣に関する知見の個別レクチャーをいただきました。ありがとうございます。
オボロの特徴とカード評価(公式攻略ページ)
レンリの特徴とカード評価(公式攻略ページ)
このブログでは「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から画像をお借りしています。
URL:https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html
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