【ふるよにデッキ辞書3-9】銃毒(ヒミカ・チカゲ)

※この記事は「ふるよにデッキ辞書」の3-8「銃毒(ヒミカ・チカゲ)」のページです。
※この記事はシーズン7-2の時点で書いたものになります。(2022.8.24にアップ)





について

中遠距離帯での連火攻撃が強力なヒミカと、中距離でライフダメージが大きい攻撃を放てて毒カードを相手に送ることができるチカゲの組み合わせ。

良い点

①中距離帯での圧倒的な火力
間合5-6において、連火攻撃や連火バックドラフトのバフを乗せたチカゲの攻撃が強力。
バクドラ飛苦無3/3、バクドラ霞毒2/3あたりがライフに通ると大きく有利を取れる。

②前に出られても後ろに下がる手段が豊富
1ドロー1離脱のバックステップや、手札0で再起する2離脱のヴァーミリオンフィールド、ダストがなくても2後退が可能な遁術といった、優秀な後退札を多く擁するペア。

悪い点

対応手段に乏しい
ヒミカには対応手段はないので、対応札はチカゲに依存するが、それも実質遁術1枚に頼ることとなり(叛旗の纏毒は特定の相手に対するメタカード)、軽減や打ち消し対応がなく、防御面ではかなり脆弱といえる。
毒をうまく抱えさせるなどして相手の手札の攻撃札密度を下げるなどして対処したい。


におけるカード寸評


シュート
→広い間合の2/1攻撃。適当に打ったらオーラ受けされるため、後続の攻撃(3/2攻撃やバクドラ飛苦無3/3など)の圧をうまく出しながら振りたい。

ラピッドファイア
→連火の象徴といえる攻撃札。ラピッドを採用するならば、後半に間合6を踏めるようにサポート札を入れたいところ

マグナムカノン
→バレットVF霞毒の構築例①ならば、要求フレアが最少なため、まだ採用が許せるのだが、それでも自ライフをダストに送ってしまうのは結構抵抗がある。でも終盤ライフ差1−2とかのときは強い。(倒しきってしまえば攻撃後効果は関係ないため)

フルバースト
→スカイマを積むときは確実に伏せ札になっちゃう。逆に言えば伏せ札に迷う必要が無いとも言う。クリムゾンゼロ構築ならば積む印象。序盤からほぼ確定で1点取れるのが立派。




バックステップ
→ヒミカの心臓。1ドロー強すぎ。連火軸でもスカイマ型でも重用する素晴らしい札。

バックドラフト
→銃毒はビートが強いため、必須パーツ。連火におけるバフは飛苦無か流転の霞毒のどちらかに乗せることが多い。畏縮もつけれるので、手札が悪くても絶対に腐らない。

スモーク
→スモークが輝く構築があったら誰かおしえてくれ。




レッドバレット
→序盤中盤に連火達成のために1枚め2枚めとして使うのもいいんだけど、終盤まで隠しておいて突如3/1が切札から0フレアで飛んでくると相手は「ウワァァーッッ」てなるので、それはけっこうおすすめ。

クリムゾンゼロ
→これを2/2両ダメージで当ててオーラ剥がしてから遁術で戻り、バクドラで強化したチカゲの攻撃につなげるのがリーサルパターンの1つ。間合2で打って後ろステップで避けられて当たらないとかなると非常に悲しいため、よく確認しよう。

スカーレットイマジン
→リーサルターンに使いたいドローカード。バックステップが沈むと引ききれず悲しい気持ちになるため、バクステを抱えたタイミングで使いたい。

ヴァーミリオンフィールド
→遁術を入れる枠のない中距離構築で入る。後ろ間合での2離脱した上でのVF再起は、ハマると相手は前進しかできず、一方的なゲーム展開になりうる。



飛苦無
→4-5という中遠距離と近距離の中間に位置する攻撃札。どちらの構築でも仕事をするカード。バックドラフトを乗せて3/3として打つと良い。

毒針
→ドローロックできその点では優秀。だが間合4はヒミカの間合ではなく、中距離構築では外れたりする。

遁術
→多くの対面だと対応としてはたらきうるのはこの1枚。接近間合からダストを要せずして相手オーラを剥がしながらヒミカの間合にアクセスできるのが魅力。

首切り
→全力という面で見ても連火との噛み合わせがいまいち。しゃがむのに使う…?首切りの良い使い道があったらだれか教えてくれ。



毒霧
→妨害、間接防御としての1枚。行動札なためどの間合でも打てるというのもヒミカには嬉しい。2枚めまでに打って連火を満たしていこう

抜き足
→ダストがあれば間合4で展開して離脱し、間合にある桜花結晶を5にする、とかいうこともできる。が、抜き足CZで必中とかやるとその後の連撃に繋げられないためそれはしてはいけない

泥濘
→生きる道でないならば使い道はちょっと思いつかない。よっぽどビートが強い銃毒で生きる道はないのではなかろうか…



滅灯の魂毒
→3フレアでドローロック、相手の手札1枠ロック、かつ自分の切札1枠ロックと考えると少々コスパが悪いなーというお気持ち。いい妨害だけど相手を倒す力にはならない。その枠で殴るほうが強いため、あまり入らない

叛旗の纏毒
→メタ対応。だけど構築を考えるとメタりたい相手に対しても多分枠がないんじゃないかな…トコヨやシンラ等に対しては枠を作って一応積むかもしれない?

流転の霞毒
→銃毒はビートが強いため入る。毒霧とセットで使って再起させていきたい。相手手札が2枚あっても、手札から対応カードを使われると再起しないので注意が必要。

闇昏千影の生きる道
→銃毒はビートが強いため入らない。銃毒の生きる道はたいした工夫ができず、シナジーがないため難しそう…


麻痺毒・幻覚毒・弛緩毒・滅灯毒
→以下のブログ記事や解説動画を見ましょう。




の構築例 中距離連火ビート



シュート、ラピッドファイア、マグナムカノン、バックステップ、バックドラフト、飛苦無、毒霧
レッドバレット、ヴァーミリオンフィールド、流転の霞毒

簡易トリセツ

ヒミカらしいシンプルな連火構築。
手札を揃えて、連火の札が三枚目に来るように順番を整えて振っていく。
前に出られる前に間合5あたりでVFで間合7まで下がると近接間合への前進を阻害できつつ自分の間合で戦える。

入れ替え案

強力な前進シフトを敷いてくる相手(ライラ、ユキヒ、ハガネ等)に前に出られるとけっこう辛いため、そうした相手にはマグナムカノンを遁術に変えることを推奨する。
また、CZが当たる相手ならばVFをCZにして、遁術で下がるというふうにすると打点がより上がる。



■スペシャルサンクス/参考ブログリンク
この記事を書くに当たって、タラレバさんから銃毒に関する知見の個別レクチャーをいただきました。ありがとうございます。



このブログでは「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から画像をお借りしています。

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