【ふるよにデッキ辞書2-7】薙書(サイネ・シンラ)

※この記事は「ふるよにデッキ辞書」の2-7「薙書(サイネ・シンラ)」のページです。
※この記事はシーズン7-2の時点で書いたものになります。(2022.10.17から執筆開始、2022.11.7にアップ)



について

長所

使いやすく確実性の高い、強力な判証デッキを組める
森羅判証にとっては納1で展開できる衝音晶の存在が大きく、壮語の他で確実な打点として計算できるのが大きい。音無砕氷でダストも生みやすいため、サイネはシンラの判証デッキと相性が良いと言える。

妨害しつつのビートダウンも強力
反論や引用、完全論破などの搦手を交えたビートダウンも可能。オーラを無理やり剥ぎながら八相八方振りや律動弧戟を当てていく立ち回りも強い。

天地反駁コンボも可能
これについても衝音晶が強く、反駁展開中は0-10 -/1対応不可となり確実な打点となる。皆式理解と合わせると2点をもぎ取れる。


短所・注意点

眼前構築が難しい
薙書は上記のようにデッキタイプが広く、幅広い相手に対し柔軟に対応できるが、だからこそ採用しうるカードの候補が多く、適切な眼前構築が難しい。カード1枚が変わるだけでそれが勝敗に直結するシビアな組み合わせである。

大型切札への耐性が少なく、やや防御が薄い
通常札による連撃は音無砕氷や反論を絡めれば被ダメージを抑えることができるが、切札については音無砕氷以上の軽減は難しく、月影落などの大型切札が当たりやすい。
防御力を上げる立ち回りとしてはサイネの八相があるが、シンラ側の防御が間接的なもの(引用など)に依存しているため、適切なプレイの難度が極めて高いのも特徴。


戦術ブレスト

思いつく限りの戦術を書いていきます。玉石混淆です。
薙書にできるいい戦術が他にもあったらぜひ教えてください。

・判証デッキ
・赤札ビートダウン
・反論で手札を引かせて引用で相手の赤札を抜く
・間合2から対応衝音晶→次の自ターンに間合3になり詭弁を打てる
・反駁展開中に衝音晶や反論が-/1になり、相手の山札が1枚以下なら立論は-/2になる
・圏域で間合3以上を担保し、詭弁を当てる



の構築例①森羅判証デッキ


薙斬り、石突、圏域、衝音晶、詭弁、引用、壮語
音無砕氷、皆式理解、森羅判証

簡易トリセツ

再構成と薙斬り・詭弁で合わせて5点を取り、最後は森羅判証で確定ダメージを取る戦いになります。

序盤は確実に詭弁を当てながら、中距離に入れたら薙斬りを振っていきます。
薙斬りをきっちりライフに通せる事がひとつ大事な点なので、ステップ対応や打消攻撃の間合には留意しましょう。

間合2に着地したら対応衝音晶や圏域から詭弁につなげていきます。
計略は基本的に神算を用意する形でいいでしょう。

最後は6〜7フレア用意できたタイミングで森羅判証に入ります。
衝音晶を対応で打って相手の攻撃を軽減しつつ、次のターンに捨て札にある状態から皆式理解でもう1度使うと2点目を取れます。
あとは壮語で3点、合計5点を判証で取れます。
圏域が判証の弾になる点も良いです。



の構築例②律動弧戟ビートダウン


八方振り、薙斬り、石突、衝音晶、立論、反論、引用
律動弧戟、響鳴共振、音無砕氷

簡易トリセツ

こちらはビートダウンのデッキです。
立論については条件次第ですが、響鳴共振と立論で計4オーラを剥がした上でサイネの連撃に繋げることができます。

引用はなるべく相手の手札を推測して、その攻撃間合で打ちたいところです。

攻撃的な構築にするため、サイネの切札で固めてあります。

入れ替え案

攻防両立できるカードとして衝音晶を入れてありますが、必要に応じてステップ対応の見切りや煽動、または防御札としての無音壁に入れ替えてもOKです。
また、完全論破を採用すると相手の山札枚数が減るため、立論・反論がオーラに当てやすくなり、全体的なビートの質が上がります。



の構築例③反駁デッキ


八方振り、薙斬り、石突、衝音晶、立論、反論、詭弁
律動弧戟、皆式理解、天地反駁

簡易トリセツ

これも基本的にはビートダウン構築ですが、反駁展開中の2ターンでライフ確定ダメージを与えていきます。
確定ダメージを与える上で、森羅判証よりも消費フレアが少なく済むのは良い点と思います。
皆式理解は反駁展開中に衝音晶を再利用するために使います。



の構築例④八相反駁デッキ


石突、見切り、衝音晶、立論、反論、詭弁、壮語
皆式理解、天地反駁、森羅判証

簡易トリセツ

序盤から積極的に宿し、自フレアが7程度溜まったら「ダストが無くても」天地反駁を展開します。
この時、天地反駁の納はオーラからも払い、八相に入るのがポイントです。
ここで見切り等のサイネのカードを中心に対応を構えておくと、見た目よりも防御力が高く、安全に森羅判証に入ることが出来ます。
天地反駁・森羅判証を両方展開すれば、衝音晶1枚で2ダメージを出せるので、理想のムーブは

①天地反駁展開
②自ターンに森羅判証を展開し、衝音晶で2ダメージ
③次のターンに皆式理解で衝音晶を展開して、衝音晶1ダメージと天地反駁1ダメージ

これだけでライフを4点取れるので、あとは壮語や立論反論で追加点を取ります。



■スペシャルサンクス/参考・関連ブログリンク

この記事を書くに当たって、あかさきさんから薙書に関する知見の個別レクチャーをいただきました。ありがとうございます。

※参考・関連ブログには過去のシーズンに準拠したページも含まれる場合があります。情報はご自身で取捨選択することをお願いします。
※参考ブログは執筆者名の五十音順で並べています。

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このブログでは「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から画像をお借りしています。

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