【ふるよにデッキ辞書11-14】騎旗(サリヤ・ホノカ)

※この記事は「ふるよにデッキ辞書」の11-14「騎旗(サリヤ・ホノカ)」のページです。
※この記事はシーズン8のカード情報を基に書いています。(2022.11.7から執筆開始、2022.11.27にアップ)



について

長所

騎動による間合変化と精霊式系統の間合との相性が良い
守護霊式の開花後に、騎動後退で間合5に戻して突撃霊式に移り、次のターンに間合の造花結晶が落ちることで神霊ヲウカを打てる間合にスムーズに入ることができる。騎旗の強みの一つといえる。

追い風Shield Chargeが強力
シルチャという追い風の対象があり、「1-2 3/2間合へ」という強力な攻撃を打てる。ステップ対応へのある程度の対処ができるのが良い点。

相手のフレアを壊す立ち回りが複数ある
Shield Charge・この旗の名の下に・Form:NAGAの変形時効果、といったように直接的・実質的に相手のフレアを破壊できる手段を多く持つ。大型切札を持つ相手に強く出れうる。


短所・注意点

YAKSHAになるメリットは小さい
騎動攻撃が必要ならば、それはBurning SteamとWaving Edgeで事足りる。また、YAKSHAに変形すると常時効果のために造花結晶の使い方がシビアになるのもマイナスポイント。騎旗においては基本的にGARUDAが強くて汎用性が高い。状況や相手に応じてNAGAに変形することもある。YAKSHAになるとしたら相手がヒミカで遠距離での攻撃手段が必要な場合くらいだろう。



の構築例①GARUDAビートダウン


Burning Steam、Waving Edge、Shield Charge、Turbo Switch、精霊式、桜吹雪、追い風
Omega-Burst、Julia's BlackBox、この旗の名の下に

簡易トリセツ

騎旗のGARUDAビートダウンは、騎旗の構築例の中でも最も扱いやすい形になっています。
相手を見なくても採用できる形になっています。
(この戦型を作ったミコトの名を取って、”キリカ式”と呼ばれています。)

造花の燃焼計画は、
バニ→ウェビ1回目→ウェビ2回目orターボ(相手の攻撃を回避しながら)
になります。

3ターン目に桜吹雪とバニを打ち、手札にウェビとターボを抱えて再構成するのが安定します。
(守護霊式を開花できても2燃焼札2枚が引けずに箱が開かなくて、GARUDAワンショットできなくては困るためです)

造花を焼き切ったらJulia's BlackBoxを使用します。変形先はGARUDAもしくはNAGAになります。

GARUDAの場合
主にこちらになります。変形は次のターンに手札を6〜7枚持てるタイミングで。
次ターンに追い風シルチャ→ウェビ(燃焼のみ)→バニ(攻撃のみ)→突撃霊式+この旗+桜吹雪、といった具合に打てる攻撃を流れるように叩いていきます。
造花2つでサリヤの通常攻撃3枚を振れるのがポイントです。この連撃を対処しきれる相手は少ないでしょう。

NAGAの場合
相手のフレアを焼けば勝てそうな場合に。ライフに通りそうな攻撃だけを打ち、あとはGamma-Rayで山札を焼いていく戦法でも良いです。

入れ替え案

「この旗の名の下に」に対処可能である強力な対応を持つ相手には、代わりに「Alpha-Edge」を積むのが無難でしょう。

また、ターボを抜いて指揮を採用することで攻撃的な構築にできます。
そうした場合、造花の燃焼計画も変わってきます。
(例)バニ→ウェビ+シルチャ→バニ、で5燃焼(ターボが入らない場合)

ターボが有効ではない対面に対しては、代わりにRoaringを入れることで、造花の燃焼を安定させることもできます。


の構築例②NAGA構築(対・トコヨ用)


Burning Steam、Waving Edge、Roaring、精霊式、桜吹雪、指揮、(自由枠)
Omega-Burst、Julia's BlackBox、この旗の名の下に

簡易トリセツ

「追い風で間合1-2にしてもシルチャが当たらない」→「追い風シルチャは抜いてこの旗でええか…」っていう構築です。
仮想的はトコヨ(扇忍など)です。
騎旗は境地雅打ちに対する回答がほとんど無いので、Gamma-Rayを主軸に戦うほかない、という感じの戦法です。

1巡目にロアとバニで3燃焼、2巡目にバニとウェビ(燃焼のみ)で2燃焼、が理想的な焼き方です。
相手に何をされようともJulia's BlackBoxの変形先はNAGA一択です。お目当ては追加基本動作Gamma-Ray。

NAGA直後のターンは、相手フレアを落とせているため、「久遠ノ花」がありません。
フルリソースをつぎ込んで頑張って指揮この旗を当てに行きます。
これで相手のリソースを封じ、こちらはふんわり攻撃を通していき、あとは相手の動きが止まっている間にオメバを構えてGamma-Rayで山札を焼いて締めていく、という立ち回りです。

自由枠の考え方ですが、
Stunt…2回も打たず、1回だけの使用になりそうだが、相手の境地を止めれるためちょっと役に立つかもしれません。Roaringと役割がかぶるのが△
義旗共振…相手の要返しの返しに合わせることで交換ができます。
桜の翅…守護霊式はよっぽど境地雅打ちに止められますが、運良く突撃霊式に開花できれば役割が持てます。
けっこうセンスに依るところがあります。消去法で義旗共振がおすすめかもです。


の構築例③3/2連打ワンショット


Burning Steam、Waving Edge、Shield Charge、精霊式、桜吹雪、指揮、追い風
Omega-Burst、この旗の名の下に、四季はまた廻り来る

簡易トリセツ

シルチャを打ち消されると後続がないため、シルチャが通るor後ろステップしかない相手に積む構築です。

やりたいことは追い風シルチャ→突撃霊式・この旗で3/2を3連打しながら、他の攻撃も絡めて4〜5点を取っていくこと。シルチャとこの旗で相手フレアを作らせないのも強いです。
指揮と追い風を両採用することにより、この旗の対象に困らないのは有意義です。



の構築例④最速ヲウカ構築


Burning Steam、Waving Edge、Turbo Switch、精霊式、桜吹雪、指揮、(自由枠)
Omega-Burst、この旗の名の下に、四季はまた廻り来る

簡易トリセツ

神霊ヲウカを振り回していたら勝てるような相手に積みます。

(例)先手の動き
1T目:宿し→しきめぐ(伏せ札戻し、ドロー無し、1伏せ)で山札を奇数に
2T目〜3T目:精霊式(開花、守護霊式にして山底へ)→しきめぐが未使用に戻り山札を偶数に
4T目:バニ→しきめぐ(伏せ札からターボを戻し、ドロー無し、1伏せ)→守護霊式(開花、
突撃霊式にして山底へ)→しきめぐが未使用に戻り山札2枚に
5T目:ウェビor桜の翅→突撃霊式(開花、神霊ヲウカにして山底へ)、手札ターボでターン終了

神霊ヲウカを振ってもターボやしきめぐ(フレアがあればオメバも)といった防御があることと、騎動前進から守護霊式を打つと自身の始動間合を確保できて突撃霊式を打ちやすいことがメリットになります。
神霊ヲウカを引かなかったターンは、必然的に他の攻撃札が手札にまとまることになるので、この旗を絡めて連撃することも選択できます。


の構築例⑤幕開け構築(対・シンラ用)


Burning Steam、Waving Edge、精霊式、桜吹雪、義旗共振、桜花のお守り、指揮
胸に想いを、四季はまた廻り来る、(自由枠)

簡易トリセツ

主にシンラの判証一点読みですが、それで勝つなら積もうという構築になります。
反駁に対しても一定の強度はあるデッキです。

シンラは基本的に「そして新たな幕開けを」だけで受かっていません。なので、ほとんどすべての行動を幕開けに費やす形になります。

詭弁を「桜花のお守り」で止めて、やることがないタイミングは義旗共振で山札を増やして遅延させます。
「幕開け」が完成したら毎ターン1/1や2/2を自動で飛ばせば、反駁と判証デッキには割と勝てるようになっています。



■スペシャルサンクス/参考・関連ブログリンク

この記事を書くに当たって、キリカさんから騎旗に関する知見の個別レクチャーをいただきました。ありがとうございます。

※参考・関連ブログには過去のシーズンに準拠したページも含まれる場合があります。情報はご自身で取捨選択することをお願いします。
※参考・関連ブログは執筆者名の五十音順で並べています。

サリヤの特徴とカード評価(公式攻略ページ)

このブログでは「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から画像をお借りしています。

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