【ふるよにデッキ辞書2A2-3A】拒炎(サイネA2・ヒミカA)

※この記事は「ふるよにデッキ辞書」アナザー編の2A2-3A「拒炎(サイネA2・ヒミカA)」のページです。
※この記事はシーズン8の時点で書いたものになります。(2022.11.19から執筆開始、同日にアップ)





について

長所

炎天を通すための手段が豊富
条件が整えば確実に勝利に繋げることができる「炎天・紅緋弥香」を持つヒミカA。オーラ5を用意してターンを返すことや、中距離〜遠距離の間合を保つなどのケアをすることで対策されがちだが、ことサイネA2との組み合わせにおいては当てる工夫を多く用意できる。詳しくは構築例の簡易トリセツにて紹介する。


短所・注意点

二度目以降は通用しにくい
拒炎の炎天デッキは初見殺し性能が高いからこそ、相手が適切にケアするならば二度目は決めづらいというところがある。

強い裏択がない
拒炎は炎天が強いぶん、他のデッキを組もうとすると標準以下の構築になりやすい。デッキ方針は1つに定まりやすそうなペアである。


の構築例 絶歌炎天構築



石突、見切り、遺響壁、火炎流、フルバースト、殺意、バックドラフト
絶唱絶華、レッドバレット、炎天・紅緋弥香

簡易トリセツ

マリガンでは2ターン目にフルバーストを用意できるようにしましょう。

1巡目の目標は確実にフルバーストを当てること。また、構築には入っていないシュートの存在をチラつかせながら(手札をキープしながら)レッドバレットをライフ受けさせることです。
そうしながら無理のない範囲で宿し・ライフ受けをしてフレアを用意できれば最高です。

2巡目以降はフルバ―ストは基本的にはお役御免ですが、相手が炎天をケアしてフルバーストが当たるような間合5以遠で返すようならば遠慮なく当ててやりましょう。

自フレアが5に満たないうちは、間合が2−4辺りで返されることがほとんどだと思います。遺響壁火炎流バクドラ石突辺りでライフ1〜2点を取りながら、適切なライフ受けや基本動作「宿し」でちまちまフレアを貯めます。
こちらから間合3−4に下げてやる理由はないので、石突は八相でない状態で使いたいです。
見切りと殺意は終盤まで見せないようにすると相手がシュートを警戒して受け方を迷ってくれるかもしれません。

終盤の立ち回りは、相手のリソース数と打ってきうる攻撃のダメージに気を配る必要があります。
キーカードは遺響壁と絶唱絶華になります。
やりたいことは、「遺響壁展開中に相手の攻撃に絶唱絶華を合わせ、ターンを強制終了させる」ことです。
遺響壁は納2なので、相手のターンでは1枚乗っていることになります。遺響壁のオーラ1扱いのおかげで、相手の攻撃をぴったり自オーラ0になるように受けるということがしやすくなります。

相手の攻撃のダメージ次第にはなりますが、多くの場合では遺響壁を展開したターンの返しでは、自オーラが2の状態(遺響壁のオーラ扱いと合わせて3)にしておくことが理想といえます。
例えば相手の2/1や2/2攻撃であれば絶唱絶華を合わせつつそのまま自オーラ2で受けて強制終了できますし、3/1や3/2攻撃ならば遺響壁の上のオーラ扱いになっている結晶も合わせて受けることでそのフェイズの強制終了を達成できます。
もちろん相手が打ちうる攻撃ダメージによっては自オーラは調整する必要がありますので、そこは臨機応変に対処したいところです。

やりたいことはこんな感じですが、そうでなくても普段の炎天通り、殺意で相手オーラ2枚を落としたり、バックドラフトで畏縮をつけながら間合を詰めて返したりすることで、かなり戦いづらくなっているはずです。終盤は間合1に潜れる見切りの存在が効いてくることも多いです。

対面相性と対策

仮想的の話になりますが、間合2−4で素直に攻撃してくる相手には通りが良いといえます。例えばユリナやオボロでしょうか。
反面、絶唱絶華が効かない-/1攻撃持ちのトコヨや、そもそも攻撃せずとも打点を取る手段があるクルルには通りが悪そうです。また、ライフが0になってから復活するメガミ(最後の結晶持ちのオボロA、衰垜逐肘守料術持ちのアキナ)、彼女にとっての自我と決意で炎天を打ち消すことが可能なAAヤツハに対しては積めないと言えます。

このデッキへの思いつく対策は、遺響壁展開中は迂闊に手を出さないということです。遺響壁を張っていないターンは普通の炎天デッキなので、そこの対処がうまくできればケアはできると思います。

入れ替え案

相手の切札に間合1-5の中で振れる攻撃札が複数あって、採用してきそうな雰囲気ならば、「氷雨細音の果ての果て」を入れるのも積極的に検討していいです。2パターンの詰ませる方法を用意できるのでなかなか強いといえます。フレアを10作る必要がありますが、うまくすれば果て果て炎天を決めれるかもしれません。これは想像するだけで脳汁噴出不可避。
そうした場合、入れ替えは「レッドバレット」になるでしょう。



■スペシャルサンクス/参考・関連ブログリンク

※参考・関連ブログには過去のシーズンに準拠したページも含まれる場合があります。情報はご自身で取捨選択することをお願いします。
※参考ブログは執筆者名の五十音順で並べています。

このブログでは「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から画像をお借りしています。


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