【ふるよにデッキ辞書11A1-19】新棹(サリヤA1・メグミ)

※この記事は「ふるよにデッキ辞書」の11A1-19「新棹(サリヤA1・メグミ)」のページです。
※この記事はシーズン8のカード情報を基に書いています。(2022.12.15から執筆開始、同日にアップ)



について

ひとことエピソード

今のシーズン(S8)でサリヤA1をなんとか活躍させることはできないかと考えて試行錯誤していた段階のデッキの一つです。
後述しますが、通常であれば3ターンしか保たないQuick Changeを殻打ちにより5ターン保たせることができます。それによりASURAを通常より長く用意できるのが良い点です。
何度か試行してみての感想ですが、初動はともかく、中盤以降の取り回しが結構難しいな…と思ったりしました。


長所

殻打ちの攻撃後効果の対象としてQuick Changeという強い付与札がある
騎棹では適用先のない殻打ちの「次の他のメガミの付与カードは生育2を得る」というテキストを、新棹ではQuick Changeに適用できます。例えば納3、生育2で使用し、一時変形先をASURAにした場合は、Sigma-Driveを通常より1ターン長く使用できます。
ただし、貴重な種結晶をQuick Changeに2つ使うことに有用性があるかは微妙なところです。また、造花結晶を1回復する効果がしばらく使えないというデメリットもあるので、この効果を適用するか否かは一考すべきではあります。

リーサル打点がけっこう高め
生育2の掌展開から、棹穿ち2/2間合へ→Sigma-Drive3/2、打擲3/2等、さらに可能性の枝を自ターンに展開することで、ターンを返すと掌の種結晶が落ちる前に+1/+1の乗った強い攻撃を可能性の枝から飛ばせます。2ターンにわたる絶え間ない連撃で、オーラ5の上から4〜5点のリーサル打点を取れます。


短所・注意点

構築の幅は狭いと思われる
新型と唐棹の良いとこ取りをするならば、紹介している構築例の型になると思います。そうでないならば片方に思いっきり寄せることになりますが、おそらく強度は多少劣るでしょう。
(もっと強い構築立ち回りがあるよ!という方はぜひ知見をお寄せください)


持ち味を出せるまでに時間がかかる
サリヤA1の場合は2回めの変形ができてからが変形先効果の恩恵を受けられて本領発揮できるというところがあります。変形2回には少なくとも自分ターンで数えて6ターン以上は必要で、その辺りではもうゲームセットが近い場合がほとんどです。また、メグミについても付与札をどの程度採用するか、どういった構築にするかで話は変わってきますが、萌芽がある程度できてから強い攻撃を打つ準備ができるため、力を発揮できるのは比較的ゲーム後半といえます。ゲームスピードの速い現在の桜花決闘で、このペアが勝ちやすいかと言われると難しいところがあります。

桜花決闘中の処理が多く、忘れないよう注意
これは注意点になりますが、変形先の常時効果の処理や種結晶の移動など、処理は多めでやや複雑です。特にPhi-CycleやZeta-Voiceなどを忘れないように気をつけたいところです。


の構築例 殻打ちQC構築



Waving Edge、Quick Change、Roaring、打擲、殻打ち、棹穿ち、鳳仙花
BlackBox NEO、可能性の枝、瀧河希の掌

簡易トリセツ

「良い点」で書いたリーサル打点の流れを実現するための構築になります。
QCは「Quick Change」の略。
間合5で3/2を2発飛ばした上で、メグミの切札2枚により強い攻撃を打つということがやりたいことになります。

マリガンでは、2ターン目にRoaringを、3ターン目に殻打ち・打擲・鳳仙花を用意できるのが理想です。

ここからは先手1巡目の例を書いていきます。

1ターン目は伏せ宿しから、NEOを開いて桜花結晶を1つNEOに乗せます。
2ターン目はRoaringで2燃焼、集中力で前進してNEOを再起させます。
3ターン目は集中力(+必要なら手札1枚も使って)で間合5まで前進して、おそらくダストが無いので納用のオーラを確保。
鳳仙花(納1生育0)、殻打ち(ほぼライフ受けされるでしょうがオーラ受けならうま味)、QC(納3生育2)で造花結晶を1回復しながら一時変形先はASURA。
納はダストがないならオーラから納めます、これは仕方ない。
そしてNEOで1回復し無事変形。DEVAになって2纏いしながらPhi-Cycleを常時有効にしてリソースで有利になるようにします。

以上が先手1巡目の流れになります。
ここからの注意点やコツは、

・常に集中力を0(ASURAの畏縮がついてもOK)で返してPhi-Cycleの恩恵を受けられるようにする
・Sigma-Driveは打てるときには打つ(せっかく一時変形していますからね)
・2回めの変形に向けては、Waving Edgeを打つことで2燃焼したい(3/1をライフに通さないと打点が足りませんゆえ)
・リーサルに向けてフレア6、萌芽した種結晶1を用意できるようにしておく
・本当にタイミングが良くてやむを得ない場面を除いて可能性の枝は対応で使わず、攻撃札として使う(あまり強く使えないため)

こんなところでしょうか。

リーサルではフレア6、萌芽した種結晶1、手札に棹穿ち、打擲と離脱用とSigma-Drive用のリソースをいくらか(集中力や手札、自オーラ等)を用意した上で、間合2から

離脱(間合3へ)→掌展開(納0、生育2)、棹穿ち2/2オーラ受けで間合5へ→Sigma-Drive3/2、打擲3/2→可能性の枝展開(納2、生育1)、ターンを返す→相手開始フェイズの開始時に掌により強化された可能性の枝4/2が飛ぶ

というのが最高打点です。
これに殻打ちまたは鳳仙花(納1、生育1)あたりが加わるともう少し強いですが、そこは揃った手札によりけりです。


■スペシャルサンクス/参考・関連ブログリンク

※参考・関連ブログには過去のシーズンに準拠したページも含まれる場合があります。情報はご自身で取捨選択することをお願いします。
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このブログでは「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から画像をお借りしています。

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