【ふるよにデッキ辞書4-19】扇棹(トコヨ・メグミ)

※この記事は「ふるよにデッキ辞書」の4-19「扇棹(トコヨ・メグミ)」のページです。
※この記事はシーズン8のカード情報を基に書いています。(2022.12.16から執筆開始、同日にアップ)


について

ひとことエピソード

いっとき扇書棹がイケてるんじゃないかと思って練習していたペアです。
この三柱の組み合わせの中で一番返ってくるのが扇棹でした。
掌の対象もけっこう多く、晴舞台で萌芽もするから、一見それなりに強度のありそうなペアに見えたのですが、うーん。
けっこうシンプルなビートダウンなので、個人的に使用感は嫌いではありません。

長所

掌の対象として強力なトコヨの切札がある
掌のバフの対象として、千歳ノ鳥3/3、無窮ノ風2/2という強力なものがあります。また、偶数で生育することで対応攻撃にも乗るため、対応雅打ち3/2を飛ばせるのも強いです。

リーサルターンの火力は高め
後述しますが、最高手札とフレア、種結晶が揃えば、リーサルターンと次の相手のメインフェイズ開始時でオーラ5点ライフ6点を叩き出す力はあります。シンプルながら高い火力を出すことは可能です。

間合2-4で構えられる強力な通常札対応が2枚ある
多くのカードが集中するこの間合で、雅打ちと棹穿ちを構えることができます。両採用することがおそらく多いため、どちらかを抱えて対応を構えるということがしやすいです。


短所・注意点

メガミ間で役割がかぶる札がいくつかある
たとえば雅打ちと棹穿ちは同じ適正距離2-4での打ち消し・回避ができる対応という点で被っているます。また、跳ね兎詩舞と葦は後退札という点で役割が似ています。無窮ノ風と因果律の根は1コストで広い間合の1/1攻撃というところで似通っています。お互いのカードの特徴が似ているため、二柱を組み合わせることで生じるシナジーには乏しいです。

殻打ちの対象はトコヨの付与カードには無い
殻打ちの攻撃後効果、「次の他のメガミの付与カードは生育2を得る。」が有効に働くトコヨのカードはありません。風舞台も晴舞台も長持ちさせていいことは無いと言えます。

掌は-/1攻撃には乗らない
注意点になりますが、掌は「各ターンにあなたが初めて行うオーラへのダメージが3以下の《攻撃》は+1/+1となる。」というテキストです。そのため、-/1攻撃には乗りません。梳流しや晴舞台、久遠ノ花には適用できないことは注意が必要です。


の構築例① 掌ビートダウン


梳流し、雅打ち、晴舞台、打擲、棹穿ち、葦、鳳仙花
千歳ノ鳥、無窮ノ風、瀧河希の掌

シンプルなビートダウン構築です。
リーサル打点が特段高いわけではないので、コツコツ点を取りつつ、相手の決定打を雅打ちや棹穿ちでいなす必要があります。

立ち回りも単純で、間合3-4を目指しながら前進・宿しをして、攻撃をなるべくまとめて振る形です。
梳流しは可能なら境地で振ってデッキトップに戻したいですが、切札も含めて攻撃手段が豊富なのでこだわりすぎる必要はないです。

詩舞ではなく葦を採用することにより、クリンチ耐性が高くなります。
また、種結晶の萌芽に寄与するのも重要です。

種結晶は鳳仙花に乗せつつ、打擲3/2を打てるといいですね。
晴舞台で萌芽するぶんは取って置き、掌の生育に使いましょう。

リーサルターンの連撃例としては、間合2から

掌展開(例:納0、生育2)、基本動作で離脱後退か葦で間合4へ
バフの乗った無窮ノ風2/2(前方確認も兼ねて)
打擲3/2
雅打ち2/1
鳳仙花展開(納1、生育1)
千歳ノ鳥2/2、無償再構成
ターンを返す、相手のメインフェイズ開始時にバフの乗った鳳仙花3/2

こんな感じでしょうか。
対応を考慮に入れなければ、オーラ5点とライフ5点が取れています。

入れ替え案

久遠を積みたい場合は、リーサル打点はかなり下がりますが掌と交換が無難です。
そうした場合は葦やだけでなく野茨を採用し、間合2以近への前進を阻害しながら、梳流しを軸にした-/1攻勢ができるようにしたいです。



の構築例② 梳ループ構築


梳流し、雅打ち、要返し、晴舞台、打擲、葦、野茨、
久遠ノ花、無窮ノ風、常世ノ月

①の入れ替え案の構築になります。
-/1を当てまくることに特化したデッキです。

梳流し→生命線です。とにかく境地で使ってデッキトップに戻して再利用しまくりましょう。
雅打ち→間合3−4を保つデッキになるため、なるべく境地で抱えて打ち消しを有効にしたいです。
要返し→基本的に攻撃札を山札に戻したいところです。2纏い嬉しい。
晴舞台→第2の-/1。葦と同時展開することでほぼ確定で当たります。
打擲→この3/2ないし2/1はどちらかというと相手のオーラを剥いでダストを生みたい気持ちです。
葦→晴舞台と同時展開したい。クリンチに抗う手段にもなります。
野茨→前進許さないマン。要返しと全力両方採用になっていますので、取り回しが少しむずかしいかも。状況的に厳しければ無理に展開しなくてもいいです。葦のほうが優先さます。でも雅や打擲の存在を思うと、この枠は2/1攻撃の空閃のほうがいいかもなぁ。
久遠ノ花→最強の対応。そして第3の-/1。久遠で蓋できるとなんか嬉しいですよね。
無窮ノ風→梳流しを打つ前に必ず開けて前方確認したいです。それと2つダストができるのがとても重要。
常世ノ月→この構築では千歳よりも優先度が高いと考えます。梳流しや無窮を境地で振るべく、出し惜しみせず使いたいところです。相手の集中力が1以上のときに使えると尚良し。


■スペシャルサンクス/参考・関連ブログリンク

※参考・関連ブログには過去のシーズンに準拠したページも含まれる場合があります。情報はご自身で取捨選択することをお願いします。
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このブログでは「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から画像をお借りしています。

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