【ふるよにデッキ辞書14-19】旗棹(ホノカ/メグミ)

※この記事は「ふるよにデッキ辞書」の14-19「旗棹(ホノカ/メグミ)」のページです。
※この記事はシーズン8のカード情報を基に書いています。
(2023.5.2から執筆開始、同日にアップ)



について

印象/ひとことエピソード

筆者ikariがS8での完全戦三拾一捨を考える時の軸となった2柱です。
ビートダウン系で強化を貰ったメグミの横に誰を添えるか、となったときに、間合が噛み合って強力な付与カードを持つホノカに注目しました。
作戦がハマると手がつけられなくなる、強力な二柱です。

長所/できること

「この旗の名の下に」の対象が豊富
ダメージを付与札に乗せられる「この旗の名の下に」は非常に強力な切り札です。
ライフに通せたらそのぶんフレア破壊にもなるので強力ですが、納の数や対象によってはオーラに通しても十分な仕事をします。
特に強力なのは「瀧河希の掌」の展開直後に、そのターンの最初の攻撃として「この旗の名の下に」を放って対象を「掌」とした場合です。たとえば生育3の掌に4/3がオーラに通れば、そのターンを含めて7ターンの間+1/+1を乗せることができます。
また、「掌」と「この旗」両方を同時に開けるフレアが無い場合でも、「指揮」など対象には困らないのが、旗棹の良い点です。

「掌」の+1/+1を乗せる対象として優秀な攻撃が多い
「掌」を長めに展開できたなら、なるべく毎ターン攻撃に乗せて恩恵を最大限受けたいものです。
その対象として、「精霊式」の開花先である「突撃霊式(4/3)」をはじめ、「桜吹雪(3/2)」「義旗共振(3/3)」「指揮(2/2)」「空閃(3/2〜4/3)」「打擲(4/3)」「殻打ち(3/2)」と、枚挙に暇がありません。
対応として「守護霊式(3/2)」「棹穿ち(2/2間合へ)」を構えるのも強力です。「鳳仙花」を納1・生育1で展開することで、相手ターンに確実に3/2を飛ばせるのも良いですね。

「可能性の枝」「掌」で埋まりがちな切札枠を取り合わない
「掌」展開中に「可能性の枝」で対応することで、無理なく大幅な軽減(最大で−5/+0)を実現しつつ、次の相手の開始フェイズ開始時に5/2攻撃を飛ばせます。
6フレアでこれだけの仕事量をこなせる「可能性の枝」「掌」で、棹Xの切札は埋まりがちですが、そこに加わる1枠として「この旗」は筆頭に上がるでしょう。次点で「因果律の根」「四季はまた廻り来る」、「満天の花道で」が来ると思います。いずれも良い切札ですが、「注意点」に記す相手でなければ「この旗」の採用が一番に考えられます。切札枠を食い合わないのは良い点と言えるでしょう。


短所/注意点

フレアを作れない相手には強力な作戦は通りにくい
こちらのフレアを何かしらの手段で破壊してくる相手には、「この旗」や「掌」を使用するだけの余裕を持たせてもらえず、通常札の力で戦うことになり、厳しいといえます。
切札構成を「四季はまた廻り来る」「因果律の根」「瀧河希の掌」のように5〜7フレア程度の省エネ構成にする手がありますが、強度としては劣ることになるでしょう。
具体的には、フレアを吸引するアキナ相手には、プレイングで工夫が必要になりそうです。


の構築例 この旗掌ビートダウン



精霊式、指揮、空閃、打擲、棹穿ち、葦、鳳仙花
この旗の名の下に、可能性の枝、瀧河希の掌

簡易トリセツ

切札の火力と相乗効果を存分に活かすデッキです。
「この旗✕掌」を早めに展開して、圧倒的な火力で以てのビートダウン戦法をとります。
素直にフレアを溜めることができる相手であることを想定します。

序盤は前進・宿しで、フレアを作っていきます。目標は3宿し、3点ぶんは相手の攻撃をライフに受ける形でOKです。
無理に攻撃を振ることよりも、付与を展開して種結晶を2つ作ることを優先したいところです。
「精霊式」を早めに振って、間合が詰まっていたら「守護霊式」を引けることを狙って早めに再構成していいと考えます。再構成ダメージでフレアを作ることも意識します。
7フレアできたら、3フレア「掌」を種2〜3で展開、ここで4フレア「この旗」、なんと「4/3付与へ」って言えます。掌に乗せて長いターン+1/+1をもらいましょう。

この「この旗」を外したら痛手すぎるので、なんとか当てたいたいところです。「浦波嵐」「久遠」「虚偽」「天主八龍閣」などなど…軽減や打ち消しについて、相手のフレアとにらめっこして存分に警戒をしましょう。

あとは、対応札を持っていたら抱えてターンを返す、持っていないならば「鳳仙花」を2枚乗せで展開して3/2を当てる、といったふうにして、毎ターン+1/+1を貰えるようにします。
手札を揃えてまとめて振れるタイミングで、リーサルを取りにいきます。「突撃霊式」にできていれば、全力でも終端でもない4/3対応不可を振れますから、勝ちに大きく近づけます。
状況によっては「空閃」も3/2〜4/3で振れます。見た目以上にリーサルラインが高いです。

防御面も充実しています。
「掌」に「この旗」のダメージぶんが乗った場合、種結晶よりも桜花結晶が先に落ちるようになっていますから、「可能性の枝」がアクティブな状態が長いです。
攻防両方に使える「枝」の安心感は大きいと言えるでしょう。
他にも「棹穿ち」の「2/2間合へ」は、適正距離内であれば多くの強力な攻撃を回避できます。

入れ替え案

「義旗共振」入り
再構成をするよりも1巡で確実に「守護霊式」を引きたい!という方には、「義旗共振」の採用がおすすめされます。「掌」展開中なら3/3になって実質メリットの多い「Steam Cannon」です。入れ替え元は「空閃」でしょうか。

「因果律の根」「四季はまた廻り来る」入り
どうしても省エネ構築で戦わなければならないときは、消費フレアの少ない切札を回すことでなんとかしたいところです。外すカードは「枝」と、「掌」or「この旗」です。


■スペシャルサンクス/関連ブログリンク

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このブログでは「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から画像をお借りしています。

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