【ふるよにデッキ辞書11-23】騎算(サリヤ/アキナ)

※この記事は「ふるよにデッキ辞書」の11-23「騎算(サリヤ/アキナ)」のページです。
※この記事はシーズン8のカード情報を基に書いています。
(2023.6.3から執筆開始、同日にアップ)



について

個人的印象/ひとことエピソード

S8で猛威を振るっているアキナと、個人的によく握っているサリヤの組み合わせ。
アキナが登場した昨年9月ごろはよく試したものでしたが、それからしばらくは更に強い算Xに目が行くようになったため、注目することはなかったです。
三国杯予選が終わった今になって「そういえば騎算ってどうなんだろう」と思い、何度か握ってみました。
その結果「面白いなぁ」と思ったので、デッキ辞書のページにまとめてみることにしました。

長所/できること

算法とBeta-Edgeとの相性が良い
サリヤの「From:YAKSHA」による追加基本動作「Beta-Edge」は、集中力を攻撃打点に変換できる点や、1個飛ばしの広い攻撃間合を持つ点で優秀ですが、その2点とアキナの「算法」というカードは非常に相性が良いです。
「算法」使用による集中力+1は、そのままYAKSHAの攻撃の種になります。
また、「このターン中、《攻撃》は全ての適正距離が1減少する。」という効果により、Beta-Edgeの適正距離は「1,3,5,7」となります。
適正距離「2,4,6,8」のBeta-Edgeを振って騎動で間合を奇数にした後に算法を使うことで、集中力1を得つつそのまま「1,3,5,7」のBeta-Edgeを振れるため、綺麗な連撃に繋げることができます。

資本差をつける性能が見た目以上に高い
アキナを強く握る方法の一つに、資本差をつけた上で「恫喝」や「開方冥式切取法」に繋げるというものがあります。
アキナの持つカードに加え、資本差を加速させるカードとしてサリヤの「Stunt」が挙げられます。回収によりオーラが充足しがちなアキナですが、Stuntにより即座にオーラを空けられることで基本動作での纏いが捗ります。基本動作が余ることなく、資本差をつけるのに役立つ1枚です。
他だと、サリヤの「From:NAGA」の変形時効果によって、貯まった相手のフレアを一気に削ぎ落とせることも資本に関わる騎算の性能です。

短所/注意点

サリヤの攻撃による相場上昇のためには工夫が必要
2/1や1/1攻撃による連撃を得意とするサリヤの攻撃を散発的に振っていては、ライフに通すことはできないため、相場を上げることは難しいです。
そのため、回収直後に連撃するといった工夫や、投資券をまとめて投資して相場を挙げてライフ回収するといった他の手段で相場を活かすことも考える必要があります。



の構築例① 算法YAKSHA


Burning Steam、Roaring、Turbo Switch
算盤玉、恫喝、算法、直接金融
Omega-Burst、Julia's BlackBox、源上安岐那の御明算

簡易トリセツ

YAKSHA変形後のBeta-Edgeと算法や算盤玉を組み合わせて打点を取ることが主な主張です。

マリガンでは、直接金融を優先して引けるように調整をします。Roaringがあるなら残しておきましょう。
1/7でボトムに入ったらおそらくRoaringが手元にあるということなので、それはそれでOKということで話を進めます。

初手「直接金融」で相手オーラを剥がしつつ投資券を表にするところから。
2T目は宿し前進しつつ「Roaring」は効果的に使えるなら使っていきます。相手がケアして集中力を0で返してくるなら無理に使う必要はないでしょう、持ち越してOKです。
相場が低いうちに「源上安岐那の御明算」も開けておきます。開始フェイズ時の「御明算宿し」をこの先忘れないことも注意点です。
3T目に前進や宿しで資本が上回るように調整してから間合4-5に入り、恫喝→Burning Steamの手順で振っていきます。Burning Steamはダメージを与えること以上に燃焼の調整の意味合いが大きいです。
Turbo Switchは相手の重要な攻撃を回避できる、効果的で適切なタイミングで使用しましょう。無理に3T目の返しまでに使う必要はありません。

4T目開始フェイズでは「恫喝」「直接金融」「御明算」の3枚の投資券カードが開いています。
固めて投資して相場4にし、回収に繋げ、ライフ回収を狙います。

これ以降は投資券カードを表にすることを意識しながら、5燃焼を完了させた上で「Julia's BlackBox」を使用してYAKSHAになるタイミングを見計らいます。
極力、集中力や手札を無駄にしないようなタイミングで使用したいですが、多少のリソ損よりは2巡目に開けそこねないようにしたいです。

恫喝-/1やライフ回収、再構成の結果、相手ライフが5以下になっている辺りからリーサルを伺い始めます。
Turbo Switchや算法、Omega-Burstを構えることで、こちらは硬い防御を敷くことができているので、攻撃は受け切れている想定です。

リーサルは算法Beta-Edgeでの連撃で締めます。
投資直後の5〜6リソースから、マシンに造花5の状態で、
集中Beta2/1騎動、恫喝-/1、算法集中+1&全間合1引き、集中Beta2/1騎動、Burning Steam2/1騎動、算盤玉1/0→ライフ回収or集中+1→集中Beta2/1
という流れがリーサルの例でしょうか。
算法だけでなく、算盤玉で集中力を得て2/1を振れる択があるのが良いですね。



の構築例② Stunt切取法


Burning Steam、Waving Edge、Stunt
算盤玉、恫喝、投機、直接金融
Julia's BlackBox、開方冥式切取法、源上安岐那の御明算

簡易トリセツ

騎動で間合を合わせての恫喝やライフ回収でライフをとり、Stunt+基本動作「纏い」・投機で大きく資本差をつけて、「切取法」で締めるというゲームプランです。

Burning Steam・Waving Edgeは、攻撃後の騎動後退で恫喝-/1に繋げられるように振ります。
変形先はNAGA(フレア落とし)を想定しているため、ゲーム中盤以降に変形できるように騎動燃焼できればOKです。
(もちろんゲーム展開や相手のフレアの使い方によってはNAGA変形の必要がないかもしれません)

3枚の投資券カードは毎巡確実に表にして、再構成時にまとめて投資し、確実なライフ回収に繋げます。

この構築の主張として「大量にフレアを貯めて切取法リーサルに繋げたい」というものがあります。3点〜4点のリーサルが取りたいので、最後はフレア9〜10を確保した上で動きましょう。



■スペシャルサンクス/関連ブログリンク

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このブログでは「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から画像をお借りしています。 

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