【ふるよにデッキ辞書1A2-21】心剣(ユリナA2/カムヰ)

※この記事は「ふるよにデッキ辞書」1A2-21「心剣(ユリナA2/カムヰ)」のページです。
※この記事はシーズン8-2の情報を基に書いています。




について

個人的印象/ひとことエピソード

S8前期において特によく見かけた心傘剣の組み合わせの一つです。
ユリナ/カムヰのページを考えるにあたって、刀剣や古剣よりも有用性やニーズが高いのはこちらだろうなと思って書いてみることにしました。
当時の環境では心傘剣の中ではボトムではないかと思っていましたが、回してみて、S8-2の現在でも十分強力だと感じました。


長所/できること

近距離での通常札の攻撃力が非常に高い
間合3前後で出せるダメージが非常に大きく、阿吽・血飛沫を実質的に攻撃札と見ると赤札7枚というデッキも組めます。
実際には相手に合わせて棘縫いや血晶乱流などのカードも入れることがあると思いますが、月影落が無いのを補って余りある火力を出せます。

早い段階で確実に「阿吽」を展開できる
ふつうは1巡目ではダストが生まれにくい事情から使用が難しい「阿吽」ですが、心剣では間合7あたりから「棘縫い」使用でダストが2できるので、1巡目にを無理なく展開できます。

「気迫」と「棘縫い」の対象として優秀な攻撃札をそれぞれ持つ
「気迫」をカムヰの禁忌「紅刃」に乗せれば「適正距離2-3 4/2 対応不可(通常札)」になり、「棘縫い」をユリナの「一閃」に乗せれば「適正距離3 3/2(決死ならば4/2)対応不可(通常札)」になります。
2枚のカードを使いますが、どちらも対応を封じながら強力な攻撃に繋げられるため、心剣を握る上で知っておくと良いでしょう。

レンジロック耐性もある
ユリナにない移動札をカムヰが持つため、相性が良いです。
「棘縫い」により、遠距離レンジロックとクリンチに対してある程度の耐性があります。
また「理」が新しいカードになったことで間合を最大で3詰められるようになったことも見逃せません。


短所/注意点

扱いやすい切札が限られる
カムヰの切札がやや使いにくいとされていますが、A2ユリナも月影落を失っていることは大きいです。
通常札のパワーが高い代わりに、切札が扱いやすいものが限られています。



の構築例①赤札ビートダウン



一閃、阿吽
紅刃、散華刃、四剣乱刃、棘縫い、血飛沫
神座渡、浦波嵐、尸

簡易トリセツ

心剣の強みを押し付ける構築です。
間合2-3で落ち着く相手には、この構築で基本的には問題ないと感じます。
通常札で殴って切札で守る立ち回りです。浦波嵐や尸は早めに吐いて、神座渡で戻して終盤に再利用すると良いでしょう。

他の攻撃札にライフ打点になる「斬」がありますが、この通常札7枚はそれぞれ斬以上の役割を果たせるので今回は不採用です。


採用札コメント

一閃→2/2は強い。決死3/2はもっと強い。ステップ持ち相手でも吐かせられるので入れるレベル。紅刃より優先されるかも。

阿吽→この構築だと1巡目の展開は難しいけれど、ダストが出来た頃にそっと置くと相手はオーラ受けを渋ってくれるようになる。2/1として運用。

紅刃→一閃に劣ると書いたがそれは禁忌が上がるぶんというだけで、当たるなら当然採用する。気迫紅刃するほどかは諸説。多分それなら棘縫い一閃が強い。

散華刃→S8-2からスタッツが2/1になったのは筆者的にはむしろアッパーでは?と感じている。3/1より使える場面が多そう。オーラ2の相手に「禁忌上昇、下の方、2/1オーラ吸引」って言うとオーラ受けされて踏み倒されるので注意。(1敗)

四剣乱刃→2-4 2/1は強いスタッツだし、全力化すれば最強クラスのしゃがみ札。阿吽展開中だと尚嬉しい。当たるなら良いが、基本的に間合3で振りたい。間合2や4で振る時はステップ対応に注意。(n敗)

血飛沫→同じ間合で2/2を2発飛ばせるらしい。ユリナカムヰの強みの1つ。不可避なのも素晴らしい。でも対応は可能なのでミズキ対面などでは注意。

棘縫い→強く推奨される一枚。長所に挙げたように、テンポを取るために必ず貼りたい「阿吽」に確実に繋げる一枚になる。

神座渡→10枚の中で実は最も使うタイミングを迷うのがこのカード。かといって他に入れたい切札は基本ない。適正距離0-5なのでクリンチに抗えるのは良い。切札再起のタイミングを伺いつつ、3/2くらいで飛ばせるのが一番かも。一番よいのは通常札4枚を抱えて再構成し、次のターン手札6枚で決着をつけにいくパターン。

浦波嵐→早めに使ってヨシ。2回めの浦波を用意できると硬い。阿吽展開中に能動的に浦波って言うと(そのターンにオーラが起動していなければ)2/-に2/1がついてきてリーサルを取れたりする。

→早めに使ってヨシ。禁忌ゲージ6未満で使ってしまい、神座で再起、また使用、6で再起とかいう形はなかなか使っていておもろい。1フレアなので手軽に使えるのも良い。


の構築例②対応多い相手用構築



問答、気迫、阿吽
紅刃、四剣乱刃、血晶乱流、血飛沫
神座渡、浦波嵐、尸


簡易トリセツ

対応を多く構える相手向けの構築です。
対応し辛い血晶乱流4/1からスタートして、中盤以降は気迫紅刃や神座4/2〜5/2の対応不可攻撃でライフ受けさせ続けて勝ちます。



■スペシャルサンクス/参考文献リンク

※関連ブログリンクには、過去のシーズンに準拠したページも含まれます。情報はご自身で取捨選択してください。
※関連ブログは執筆者名の五十音順で並べています。

この記事の執筆にあたり、沼さんからアドバイスをいただきました。ありがとうございます。

このブログでは「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から画像をお借りしています。

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