ふるよにをイチからインストしてみようの記事1/5 ふるよに概要・勝利条件・ボード用語について

おはようございます。はじめましての方ははじめまして!

ふるよに女子プレイヤーのikariと申します。



突然ですが、皆様は「新幕 桜降る代に決闘を」のインスト経験(する側もしくはしてもらう側)はございますでしょうか。

勝つとめっちゃ嬉しくなり
負けるとめっちゃ悔しくなる
本気になれるゲーム それがふるよに
みんなもっとやってくれ


私は友達や家族、初対面の人、ボドゲカフェの店員さんなどにインストをして、その深度はまちまち(はじまりの決闘まで、基本セットまで、全てなど)ですが、かれこれ15回です。

時々、ボドゲカフェに単身乗り込み、相席希望し、お相手を捕まえたら「このカードゲーム面白いですよ!(ニッコリ)」と言いながら、ふるよにを知らない人に対しふるよにで遊ぶ方向に誘導したりしています。



ふるよには神ゲーです。

かっこよくかわいくかしこくたくましく、そしてうつくしいゲームです。

たくましいかどうかは知らんけど…


しかしながら、それを楽しむに至るまでの1つ大きなハードルがあるとすれば、「ルールやカードの内容をお伝えする/覚えることがなかなか大変だ」ということではないでしょうか。



具体的には、入門者の頃、一通りルールを聞いたり読んだりしても、

基本動作がなかなか覚わらなかったり、

オーラで受けたのにその桜花結晶をフレアに送ろうとしたり、

対応不可と不可避と打ち消されないの違いがピンとこなかったり、

隙の処理がわけわからなかったりした経験は、ふるよにプレイヤーならばあるのではないでしょうか。私は全部あります。

ふるよにを始めて2年が経ちますが、今でも「そうだったん?!」と思うこともあります。



そんなわけで、今回の記事では、「はじまりの決闘」を通してふるよにというゲームを楽しみつつルールを一通り理解し、そして「基本セット4柱」までのふるよにのインストができるような、間違えやすい点をしっかりと強調できる記事を書いていきたいと思います。

特に「はじまりの決闘」については
公式以外でインストを見かけなかったので
需要あるんじゃないかな…と思ったり

※なお、攻略記事ではありませんので、ご注意ください。攻略については公式HPの記事や、お強いプレイヤーのブログなどを調べてみてください。

※また、申し訳ありませんが実際に動かす形の説明はできかねるので、わかりやすく説明されている公式解説動画などをご覧ください。




私自身、ふるよにのプレイングはまだまだ未熟で、大会などに出たこともなく経験が浅いカジュアルプレイヤーですが、だからこそ書けるインスト記事があると思いますし、そういう立場だからこそ見える視点もあると考えています。

また、たくさん楽しませてもらっている「ふるよに」への恩返しに少しでもなればという思いで書こうと思っています。


そして、この記事が目に留まったふるよに入門者の方が、ふるよにを楽しむきっかけに少しでもなれたら嬉しいとも思っています。


※ふるよにに既に慣れていてこの記事をお読みいただき、「この説明はこうした方がいい」など加筆修正にご協力いただける方は、ぜひ当方Twitterのリプ欄ないしDMでお声がけください。感想などいただけたら歓喜乱舞します。


ikariのTwitterリンク


なお、動画などはなく、コトバで伝えていくスタンスであることをご容赦願いたいと思います。なるべく画像を交えながら説明できたらと思っています。

長くなりますが、お付き合いいただければ嬉しいです。


本ブログでは最低限楽しむうえで必要なルールを書いていますので、要所は押さえているつもりですが、割愛した部分もありますので、細部が気になる方は公式のルール説明や総合ルール、FAQなどを調べてみてくださいね。


公式ルールブックリンク

公式インスト動画「桜降る代のいろは道」第1回リンク 

※「はじまりの決闘」の解説動画です

公式インスト動画「桜降る代のいろは道」第2回リンク 

※「基本セット」の解説動画です

公式FAQリンク

公式総合ルールリンク



今回のインストは、4部構成になります。本記事では1部を扱っています。


1部 ふるよに概要・勝利条件・ボード用語の説明リンク

2部 基本動作とターン進行の説明リンク

3部 その1「はじまりの決闘」の「ウツロの欠片」のカード説明リンク

3部 その2「はじまりの決闘」の「ホノカの欠片」のカード説明リンク

4部 「基本セット」のポイントを絞ってのカード説明リンク



前置きが長くなりましたが、いざ!始めましょう!



1部 ふるよに概要・ふるよにの勝利条件・ボード用語の説明

ふるよに概要

「新幕 桜降る代に決闘を」、通称「ふるよに」。

ジャンルで言うと、”眼前構築型決闘ボードゲーム”というものです(公式より)。

「予めカード候補(メガミ2柱の組合せ)を公開し、相手の目の前で22枚のカードから合計10枚(通常札7枚、切札3枚)のデッキを組むカードゲーム」というと、少し伝わりやすいかもしれません。

カード候補の一例
TOKIAME先生の美麗イラストうっとりする

(※練習用の「はじまりの決闘」はカード候補がそれぞれ13枚ずつになっています)

ちびウツロとちびホノカ
かわいすぎる…


2人用の対戦カードゲームで、アナログ版だけでなくスマホアプリ版もあります。

こちらは基本セットのアナログ版パッケージ
達人セットや第壱〜第伍拡張まで出ていて
第六拡張も2021.12.3に出ますが
今回のインストは基本セットまでを行ないます



基本4柱までは無料で使える
アプリはボイスやbgmも入ったりして美しい
でも切断とかフリーズは勘弁してほしい


また、準公式のボードシミュレーターもあり、ルールや動かし方がわかれば手軽に楽しむ環境は整っているといえるでしょう。

ふるよにボードシミュレーター
いつもお世話になっています
ほんと感謝


ふるよにボードシミュレーターリンク




ふるよにの勝利条件

ふるよにの勝利条件は、「相手のライフを先に0にすること」です。

入門者向けの「はじまりの決闘」および「基本セット」においては、例外はありません。

(達人セットや拡張セットまで手を伸ばすと例外が生まれますが、今は省きます。)



ボード用語の説明

ではまずはじめに、その「ライフ」を含めた、ボード上の用語説明から入っていきましょう。


ふるよにのボード
この花びら型のところに桜花結晶が乗って
それらが行き来する


ふるよにでは、上の画像のようなボード上の5の領域間や、カードの上などを桜花結晶が行き来します。

その5つある領域についてまずは見ていきます。

①ライフ ②オーラ ③フレア ④ダスト ⑤間合 の5つがあります。



①ライフ


●ライフとはどういうものか

ライフは、戦闘ゲームでいう体力ゲージみたいなものですね。


●ライフの値について

最初はお互いに10ずつあります。

相手のライフを先に0にすることを目指します。

私はライフ4あたりから焦り始める

●ライフの増減について

主に、後述する「攻撃」によってダメージを与えて減らします。

こういうのが攻撃カード
また3部で述べますが、
左下の3/1というのがダメージです。
3がオーラへのダメージ
1がライフへのダメージ
ダメージはどちらかが通りますがそれは相手が選びます


また、こちらも後述しますが、自分の山札を組み直す「再構成」の際に自分のライフが1つ減ったり、カードを引けない場合に発生する「焦燥ダメージ」を受ける際にライフを減らすことを選択できます。

ライフを減らした時の桜花結晶は、③で解説する「フレア」に移動します。


②オーラ

●オーラとはどういうものか

オーラは、ライフを守るガードみたいなものです。

また、③で出てくる「フレア」の供給源にもなります。


●オーラの値について

最初はお互いに3ずつあります。最小値は0、上限は5です。

ゲーム開始前に配置するとき
5個置いてしまいがち
今でもよくやる

●オーラの増減について

こちらも主に「攻撃」によって減らせますが、「行動カード」による効果によって剥がせたりもします。

増やす手段としては、④⑤で解説する「ダスト」「間合」から持ってくるというのがあります。

逆に「間合」に移したりや、後述する「付与カード」の上に乗せることもできます。

攻撃をオーラで受けた時の桜花結晶は、④で解説する「ダスト」に移動します。


③フレア


●フレアとはどういうものか

フレアは、切札を使うためのコストになります。

切札についても後述しますが、今は必殺技のようなものと捉えてください。

その必殺技を使うためのエネルギー、というと近いニュアンスですね。


●フレアの値について

最初は0で、最小値は0、上限はありません。

(正確に言えば、盤上の桜花結晶が36個なので、それ以上にはなりません)

たとえばフレア3たまると
こんな感じ

●フレアの増減について

フレアは、オーラから移したり、ライフが減る時に移動したりすることで増えます。

コストとして支払ったフレアは、④で解説する「ダスト」に移動します。


④ダスト

●ダストとはどういうものか

ダストは、オーラでダメージを受けたり、切札を使うためにコストとしてフレアを支払った時の桜花結晶の移動先になります。

有効活用の手段が豊富にあるので、単に「ダスト=捨て場」という感じではないですね。イメージとしては近いのですが。


●ダストの値について

最初は0で、最小値は0、上限はありません。

こんな感じで桜花結晶を裏向きにして置く
多い時は20個以上になって数えるの大変

●ダストの増減について

オーラからダストに移ったり、フレアからダストに移ったり、ダストからオーラに移したりして増減します。

条件を満たせばダストから⑤で解説する「間合」に移したり、後述する「付与カード」の上に乗せたり、といったことができます。


⑤間合

●間合とはどういうものか

ふるよにの根幹をなす、と言っていい領域です。

先程「攻撃」というものが出てきましたが、攻撃はいつでもできるわけではありません。

この「間合」を合わせてからでないと、攻撃を放つことはできないのです。


●間合の値について

間合は0から10まであり、ゲーム開始時は10です。

桜の道みたいで綺麗

●間合の増減について

基本的には、後述する基本動作「前進」「後退」により、間合とオーラとの間で桜花結晶は行き来します。

「間合2以下のとき」という条件のもとで、ダスト→間合へ桜花結晶が移動する、基本動作「離脱」というものができます。この間合2は特殊な間合で、「達人の間合」といいます。


間合2は特別な間合
「達人の間合」ということを
今は押さえておきましょう



1部のおわりに

ここまでで全体の25%のインストが完了しました!

なるべくイメージしやすいような比喩を心がけていますが、いかがでしょうか。

後述するものも多く、わかりにくいところもあると思いますが、まずは「そうなんだ」くらいの感覚で読み進めていただければと思います。


次は2部、「基本動作とターン進行の説明」になります。


2部

ふるよにをイチからインストしてみようの記事2/5リンク


このブログでは「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から画像をお借りしています。

URL: https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html

コメント

このブログの人気の投稿

【ふるよに】デッキ辞書一覧ページ

【ふるよにS8】初級者ミコトが考える S8オリジンメガミペア 総合評価表(強度・相性+扱いやすさ)

【ふるよに】非公式参考文献リストNEO(新バージョン)前置き